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ザ・シューター

新しいヒーローの誕生か?巨悪に立ち向かうスナイパーが立ち向かった組織とは

ザ・シューターは己の信念を貫いた男の映画である

これは久しぶりの男の映画だ。
国を信じて命の危険を顧みず、己の使命を果たしてきた者のみが持ちえる究極の怒りを見事に描いている。
この映画のすばらしいところは、裏切られた男の痛快な復讐劇にとどまらず、仲間の命を犠牲にしてまで遂行した「正義の任務」が実は巨大複合企業が利益のために行った住民虐殺であったというところにある。
政府の内部に深く浸透した巨大複合企業の支配に対抗するためには、必然的に組織を頼ることができず、己のみで立ち向かわなければならない。それが久しぶりに正義の男のヒーローを作り上げた。
(2007年6月11日、ユナイテッド・シネマ・札幌)

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誰もが感じている閉塞感を打ち破るヒーローの誕生

日々流れる、もういい加減にしてくれ!と怒鳴りたくなるようなニュースの嵐。
「ザ・シューター」はそんな行き詰ったような日常生活の中で久しぶりに「ようやった!、あんたは偉い!」と拍手喝采の映画である。
しかし本当に今の社会は、国はいったいどうなってしまったのであろうか?
いろいろ言いたいことがあるが、一つ確かと思われるのは「アメリカ的価値観」の強引な押し付けがその底流に流れているのではないだろうか?
競争原理、利益至上主義、効率至上主義、これらは果たして本来人間が追求すべき事柄なのであろうか?

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札幌在住の1958年生まれの男。
東京のコンピュータ会社に入社。汎用大型コンピュータのハードウェア保守一筋30年。その後札幌に戻る。
仕事に疲れ早期退職プランで退社し現在に至る。
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