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告発のとき

ある意味世界最大の戦争請負国となったアメリカ。過去に幾度と無く若者を戦場に送り込み、多くのPTSD帰還兵を生み出してきたが、イラク帰還兵においても例外ではなかった。そんな戦争の悲惨な一面をこの映画は描いている。

反省のない国アメリカ:告発のとき

告発のとき
トミー・リー・ジョーンズ主演、告発のとき

アメリカは古くから戦争映画をたくさん作ってきた。
それはもちろんそれだけ戦争をやってきた事も事実としてある。
また様々な戦争犯罪も犯してきたし、この告発のとき(原題In The Valley of Elah、エラの谷の意)もその一つと言えるだろう。
それにしてもアメリカという国は反省がない国だ。戦争をするたびに様々な問題が出てくるのに、ベトナムと同じ轍をまたイラクで踏んでしまった。
ベトナム帰還兵がどのようになったのかという事をアメリカはすっかり忘れてしまったらしい。
イラクでの戦いの根拠となった大量破壊兵器の存在(この事はベトナム戦争のきっかけとなったトンキン湾事件がアメリカが仕組んだ事にも共通している)が否定された事により、戦争そのものの意義が失われてしまった今、イラク帰還兵に起きたこの事件は本来は起きる事がなかったはずだからだ。

2008年7月7日(月):ユナイテッド・シネマ札幌5番スクリーン

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