バベルはちょっとした兄弟喧嘩をきっかけに、危うく国際問題にまで発展しそうになった一つの事件をもとに、人と人との相互理解の困難さを正面から捉えた傑作である。
同じ言葉を理解する同国人の間でさえ一人一人のものの捉え方の違いがあるのに、現実は様々な言葉と生活習慣、道徳観、倫理観がごちゃ混ぜの世界である。
こんな環境ではたして人は真の意味で他人を理解する事などできないのではないだろうかと思わせる映画である。
(2007年5月14日、札幌ファクトリー)
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バベルに流れるサウンドも素晴らしい。
特にグスタボ・サンタオラージャ(Gustavo Santaolalla)の曲は魂に訴えかけるものがある。
サントラではバベル以外にも「モーターサイクル・ダイアリーズ」や「21グラム」にもクレジットされている。
アカデミー賞の作曲賞をモーターサイクル・ダイアリーズとバベルで2年連続で受賞。
アルゼンチン音楽会の大注目アーティストである。
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