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   <title>オヤジの映画の見方</title>
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   <updated>2008-09-30T05:55:14Z</updated>
   <subtitle>オヤジの映画の見方は古今を問わずお気に入りの映画を管理人NAOの勝手な思い入れで解説しています。ネタばれもありご注意！</subtitle>
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   <title>いろんな意味で世紀のクライム映画、20世紀少年第一章</title>
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   <published>2008-09-19T01:04:03Z</published>
   <updated>2008-09-30T05:55:14Z</updated>
   
   <summary>はでな宣伝が先行したが、20世紀少年の第一章が公開された。ストーリーも結末も判っている原作から脚本を作るのは大変だったろうが、もう少しスリルある展開を見たかった。友民党が政権を取るテロの場面をもっとリアルに作り込んでほしかった。</summary>
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      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/20century01.jpg" height="460" width="460" alt="20世紀少年第1章" title="いよいよ20世紀少年はじまり" />
20世紀少年（第一章）

いよいよ20世紀少年三部作の第一章が公開された。
公開からすでに二週間以上経ってから見に行ったが、平日にも関わらず結構な人の入りで以外であった。
キャスティングは良くできていて、原作の雰囲気をしっかりと残している。少年時代の役者にも相当に気を配ったようで、違和感無く見ることができた。
原作はすでに終わっており、自分も全作読んだのでストーリーは判っているので、キャスティングがこの映画の重要なポイントとなるが、その点では良かったと思う。

ただ、原作を最初に読んだ時のワクワク感が感じられなかったのが残念だ。
映画的に脚本を作っていると思うが、もうちょっとスリルとサスペンスを盛り込んでもらいたかった。
今回は友民党が自作自演のテロで、単なるカルト教団から日本の政治の主流となり、その悪の手を世界に広げ始めるところがメインとなっているが、肝心の友民党の成り立ちがばっさりと切り捨てられていて、対するケンヂ一派の緊迫感というか切迫感がいまいち伝わってこない。
また原作を読んでいる時は、政権を乗っ取るための爆破テロというアイデアになぜか妙なリアル感を感じたが、映画からはそれが感じられなかった。
現実の現在は政治不信のまっただ中にあるので、原作での展開はもしも本当にあったらという妄想を多いに膨らましてくれたので残念だ。

とはいえ、ストーリーも結末も判っている原作を元に脚本を作らなければならないのは大変な事だと思う。脚本に原作者の浦沢直樹と編集者の長崎尚志が名を連ねているが、逆にこの二人を排除し読者側からの視線で脚本を組み立てた方が良かったかもしれない。
第二章ではさらに激動の時代となるので、どのように映画として組み立てるか楽しみだ。

全体的に見て大げさな前評判に対して負けずに作られており、良くできているという印象だ。ただ、もう少しスリルのある展開を期待していたのだが。
あとこれは私が見た劇場だけかもしれないが、夜や地下のシーンでの黒レベルの甘さが気になった。
画面がちょっと明るすぎて、緊張感が足りないのだ。バットマンのダークサイドがすばらしかったのでそれと比較してしまったのかもしれない。

2008年9月17日（水）：<a href="http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi" onclick="window.open('http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi'); return false;" title="札幌シネマフロンティアを別ベージで開きます">札幌シネマフロンティア</a>シアター05

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   <title>ダークナイト：絶対悪に立ち向かうには正義だけでは足りない</title>
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   <published>2008-09-09T05:53:11Z</published>
   <updated>2008-10-05T04:47:43Z</updated>
   
   <summary>映画ダークナイトは人間のもつ悪と善の両面をしっかりと描いたすばらしい作品だ。だが常軌を逸した狂犬に立ち向かうには無垢な正義だけでは太刀打ち出来ない。そこにバットマンの存在意義がある。</summary>
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         <category term="ダークナイト" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/dark-knight01.jpg" height="470" width="460" alt="バットマン、ダークナイト" title="ダークナイト" />
かなり遅れたが<a href="http://bit.ly/movie-knight" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-knight'); return false;" title="Wikiのダークナイトを別ベージで開きます">ダークナイト</a>を見た。この先ネタバレあり、ご注意ください。

バットマンシリーズは一番最初の<a href="http://bit.ly/movie-batman" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-batman'); return false;" title="Wikiのバットマンを別ベージで開きます">バットマン</a>以来だ。
この新しいシリーズの前作<a href="http://bit.ly/movie-begins" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-begins'); return false;" title="Wikiのバットマンビギンズを別ベージで開きます">バットマンビギンズ</a>は見ていないのだが、前シリーズのバットマンのような娯楽的演出はほとんど無く、人間の内面に迫るすばらしい演出だ。
笑いを取るようなシーンはほとんど無く、<a href="http://bit.ly/movie-ledger" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-ledger'); return false;" title="Wikiのヒース・レジャーを別ベージで開きます">ヒース・レジャー</a>演ずるジョーカーの狂気がすざましい実態感を持って迫ってくる。まさに狂犬、悪の権化とも言うべき存在だ。
対するバットマンはジョーカーとは正反対で、ゴッサムシティーの平和のためには、自身が悪と思われようがかまわないという強い信念で行動する。
しかし、状況は正義の側には不利に展開する。正義を信ずるものは多いがその行動はなかなか成果を上げることができず、悪を行うものははるかに簡単に目的を達成する。

正義を行う側の限界はまさに正義で悪を撲滅しようとするところにあるようだ。
本来街に平和をもたらしそれを維持するための警察機構は強大な悪の力の前にはほとんど無力だ。正義を行う側は常に資金不足であり、頼れるのは己の信念のみ。だが悪に屈しないほどの強い信念を持って行動出来るのはごく一部しかいない。
一人果敢に正義を行う<a href="http://bit.ly/movie-oldman" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-oldman'); return false;" title="Wikiのゲイリー・オールドマンを別ベージで開きます">ゲイリー・オールドマン</a>演ずるゴードン警部はそういうごく稀な人間だ。
だが、他の多くの人達はそこまでの信念を持ち合わせていない。そこにジョーカーの付け入る隙が生まれ、デント検事を復讐の鬼に変貌させ、いかに簡単に人間は悪の側に付く事ができるかを簡単に証明してしまう。
巨悪を撲滅するためには正義を振りかざすのみでは対抗出来ない限界がある。だからその限界を超えて巨悪に立ち向かうためには、自身も悪の一部を取り込まなければならない。より強大な悪を倒すためにはそのようなバットマンの存在が必要となる。

2008年9月8日（月）：<a href="http://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html" onclick="window.open('http://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html'); return false;" title="ユナイテッド・シネマ札幌を別ベージで開きます">ユナイテッド・シネマ札幌</a>10番スクリーン

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      <![CDATA[<h2>暗黒の騎士を支えるもの</h2>

バットマンは多くの人達の弱みとなる金銭には不自由していない。
ゴードン警部の部下でさえそれが原因で正義に対する信念を見失い、悪に加担してしまう。
その点バットマンは自身の信念に迷う事無く行動することができるが、同じ信念を持ち共に行動出来る人間は数少ない。多くの場合バットマンは孤独で単独行動だ。
それでも彼は人を信ずる事をあきらめてはいない。
ジョーカーがそんなバットマンを試すように、一般人と囚人が乗った二隻の船にお互いの船を爆破出来る起爆装置を預けて人の心をもてあそんでいる時でも、彼は人の心を信じジョーカーと対決した。
この人の中にあるであろう正義を信ずる心こそが、暗黒の騎士たるバットマンを内面から支え、その行動のエネルギーの源になっている。

映画ダークナイトは今までのヒーロー映画にありがちな薄っぺらな正義感ではなく、人間の持つ悪と善の両面をしっかりと描いたすばらしい映画だ。
久しぶりにアメリカ映画の底力を垣間見た気がした。]]>
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   <title>アメリカばんざい、戦争に懲りない国</title>
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   <published>2008-08-29T01:04:40Z</published>
   <updated>2008-08-29T05:28:08Z</updated>
   
   <summary>藤本幸久監督の「アメリカばんざい」は延々と戦争を行うアメリカという国の国民の戦争に対する意識を改めて考えさせる名作だ。</summary>
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         <category term="アメリカばんざい" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/america01.gif" height="164" width="460" alt="藤本幸久監督、アメリカばんざい" title="戦争に懲りない国アメリカ" />
<a href="http://www.america-banzai.com/" onclick="window.open('http://www.america-banzai.com/'); return false;" title="アメリカばんざいオフィシャルサイトを別ベージで開きます">アメリカばんざい</a>

世界の警察を自負するアメリカの戦争がどのような犠牲の上に成立しているのかをこの映画は映し出している。
戦争の犠牲となった兵士達に対する丁寧なインタビューで現代の戦争がもたらす悲惨な状況をしっかりと描いた優れたドキュメンタリーだ。

だが素直なところどうにも合点が行かない。映画の内容ではなくアメリカという国だ。
アメリカ人は自分たちの国が延々と戦争を続けている事を知っている。戦争の悲惨さを表現した映画も山ほど作っている。戦争がもたらす悲劇については当然知っているはずだ。
その彼らがなぜ志願して戦場に行くのかどうしても理解出来ない。

彼らの多くは志願する理由が経済的問題だ。（大学卒業までのあと一年の学費を稼ぐためなど）
そして身も心も傷つき帰還してくる。だが兵士となる理由であった経済的問題は何ら解決されていない。軍隊で教え込まれる人殺しの技術は帰還しても何の役にも立たず、身も心もぼろぼろで、彼ら自身の状況は兵士になる前より悪化している。
だがあえて言いたい。君らは今まで延々と繰り返してきた戦争から何を学んでいるのだ？
ちょっとでもそこに考えを巡らせば決して志願などしないはずだし、本当に他に選択肢が無かったのか？殺人兵器以外の選択肢は必ずあったはずだ。
さらに最悪なのは彼らの親の世代だ。
兵士の母親は子供の頃から毎年撮影した写真を見せ、軍服を着た姿の写真を指差し『悲しい目をして別人のようだ』と平然と言う。
あなた方はそこまで戦争に無知なのか？なぜ志願するのを止めさせなかったのだ。

この映画を見るとアメリカという国に全く絶望的になる。
自分たちの過去には『見ざる、聴かざる、言わず』で、いざ負傷して帰国した後は平気で国の言っている事は嘘ばかりだとわめく。
当然の報いだと言いたい。
監督がこの映画を作るきっかけとなった『米兵とは何か』という疑問については自分なりの答えを見いだした気がする。

2008年8月28日（木）：<a href="http://www.kaderu27.or.jp/" onclick="window.open('http://www.kaderu27.or.jp/'); return false;" title="かでる２・７を別ベージで開きます">かでる２・７ホール</a>

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      <![CDATA[<h2>藤本幸久監督の新聞記事</h2>

<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/america02.gif" height="690" width="460" alt="藤本幸久監督、アメリカばんざい" title="戦争に懲りない国アメリカ" />
北海道新聞8月20日朝刊3面に掲載]]>
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   <title>もちろん『20世紀少年』</title>
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   <published>2008-08-25T06:49:00Z</published>
   <updated>2008-08-31T02:21:18Z</updated>
   
   <summary>浦沢直樹の20世紀少年の公開が迫ってきた。もう原作は全部読んでいるので、原作の持っているワクワク感やスリルをどこまで映画に持ち込めるかが楽しみである。</summary>
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         <category term="楽しみな映画" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[いよいよ公開日が迫ってきた<a href="http://www.20thboys.com/index.html" onclick="window.open('http://www.20thboys.com/index.html'); return false;" title="20世紀少年の公式サイトを別ベージで開きます">『20世紀少年』</a>。
原作者の<a href="http://bit.ly/movie-urasawa" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-urasawa'); return false;" title="Wikiの浦沢直樹を別ベージで開きます">浦沢直樹</a>はほとんど自分と同年代なので、主人公の遠藤健児が「カレーライス」の<a href="http://bit.ly/movie-kenzi" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-kenzi'); return false;" title="Wikiの遠藤賢司を別ベージで開きます">遠藤賢司</a>と読みが同じ事や、大阪万博（遠藤健児と同じように行けなかった）、ボーリング、<a href="http://bit.ly/movie-glam-rock" onclick="window.open('http://bit.ly/movie-glam-rock'); return false;" title="Wikiのグラムロックを別ベージで開きます">グラムロック</a>などをリアルタイムに経験してきた事がベースにあり、その上で物語が進行していくのは個人的にとってもリアリティがある。
もう多くの人達が原作を読んだと思うが、浦沢作品は描写が緻密なのでへたにアニメ化するより実写の方が適しているような気がする。
どうやら<a href="http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080826_dragonball_movie/" onclick="window.open('http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080826_dragonball_movie/'); return false;" title="GIGAZINEを別ベージで開きます">GIGAZINEによるとドラゴンボールの実写版がお蔵入り</a>となりそうであるが、あの手のアニメは実写化よりアニメのままの方がよい。
その点、20世紀少年はスタッフの判断は良かったと思う。
ストーリーは全て分かっているので原作のワクワク感やスリルをどこまで映画に持ち込めるかが楽しみである。
いずれにしても日本映画の中では異色のヒットとなる事間違いなしだろう。
他の浦沢作品もぜひ映画化してもらいたい。もちろん<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/MONSTER" onclick="window.open('http://ja.wikipedia.org/wiki/MONSTER'); return false;" title="WikiのMONSTERを別ベージで開きます">『MONSTER』</a>は実写で、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/PLUTO" onclick="window.open('http://ja.wikipedia.org/wiki/PLUTO'); return false;" title="WikiのPLUTOを別ベージで開きます">『PLUTO』</a>はアニメでだ。

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   <title>森博嗣の「スカイ・クロラ」シリーズ</title>
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   <published>2008-08-21T06:21:31Z</published>
   <updated>2008-08-22T04:05:13Z</updated>
   
   <summary>森博嗣の「スカイ・クロラ」シリーズはキルドレの草薙水素を通じて、平和な世界で生きる我々日本人に対して生きる事の意味を問いかけているように感ずる。いったい何のために生きているのかと。</summary>
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         <category term="原作" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[押井守監督作品のスカイ・クロラの原作である。
直接の原作であるスカイ・クロラは2001年6月が初版であるので、森博嗣ファンの方はもうとっくに読んでいることと思う。
私自身はミステリをほとんど読まないので、森博嗣の作品はこの「スカイ・クロラ」シリーズが初めてだ。
読んだのは1年ほど前で、押井守監督作品として映画化されると知ってからだ。
このシリーズは作品の時系列と発売時期が一致していないが、今は全て出そろっているのでこれから読まれる方はもちろん作品の時系列にそって読まれるのが一番と思う。
その順番だが、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120035417?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120035417">ナ・バ・テア</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120035417" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120036448?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120036448">ダウン・ツ・ヘヴン</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120036448" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120037398?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120037398">フラッタ・リンツ・ライフ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120037398" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120038408?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120038408">クレィドゥ・ザ・スカイ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120038408" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120031586?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120031586">スカイ・クロラ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120031586" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」となる。
シリーズの最新刊「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120039447?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120039447">スカイ・イクリプス</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120039447" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」は番外編で、シリーズに登場する人物に関係する短編集だ。だからこれはシリーズ全部を読後に読む事をすすめる。
映画のキルドレを見てその生き様に何かを感じたら是非原作のリシーズ全部を読んでもらいたい。

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      <![CDATA[<h2>草薙水素を取り巻く世界</h2>

「スカイ・クロラ」シリーズは草薙水素の成長を描いた作品とも言える。
ストーリーはティーチャーをあこがれのエースパイロットとして見ていた時から始まるので、映画では謎の多い草薙水素の過去が語られる。
「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120035417?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120035417">ナ・バ・テア</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120035417" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120036448?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120036448">ダウン・ツ・ヘヴン</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120036448" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」は草薙水素自身、「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120037398?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120037398">フラッタ・リンツ・ライフ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120037398" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」がクリタ・ジンロウの物語だ。
「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120038408?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120038408">クレィドゥ・ザ・スカイ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120038408" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」が自分ではこのシリーズ一番だと思う。誰の物語かはここで明かす訳には行かない。ぜひ自身で読んでみてもらいたい。
そして最後の「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4120031586?ie=UTF8&tag=mysapporo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4120031586">スカイ・クロラ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&l=as2&o=9&a=4120031586" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />」は函南の物語だ。映画とは異なる衝撃的ラストが待っている。

シリーズを通じて多くは一人称で語られるので、その語り口に乗る事さえ出来ればスカイ・クロラの世界にどっぷりと浸ることができる。
映画を見て押井守監督が言う<q cite="http://sky.crawlers.jp/tsushin/goroku/">『僕は今、若い人たちに伝えたい事がある』</q>という言葉に何かを感じたら是非このシリーズ全部を読んでもらいたい。
ある意味「スカイ・クロラ」シリーズが描いている世界は今の日本とどことなく似ているからだ。
それは過去60年以上戦争を経験していない、その意味に限って言えば完全な平和が実現された日本という世界に住みながら、ニュースで世界各地の紛争を見ているのとほとんど状況が同じだからかもしれない。

そしてこの「スカイ・クロラ」シリーズは草薙水素を中心にしたキルドレ自身で語られる彼らの物語だ。一般人にはなかなか理解出来ない空に生きているキルドレのパイロットの生き様が表現されている。キルドレにとってみれば空での戦闘こそ生きている証であり、空こそ純粋で濁りが無く全くの自由を感ずる事の出来る空間なのだ。
彼らにとってみれば平和な世界に住む一般人こそ理解出来ない存在に見えるに違いない。地上の世界は空の世界の半分でしか無く、そこに真の自由、命をかける意味など見いだすことができないのだ。

そんな世界の中で消耗され再生されるキルドレのパイロット達は、次の出撃で死ぬかもしれないのに自分たちの命に関してほとんど関心を払っていない。戦闘機を操縦していない時はまるで夢の中にいるようで現実感を感じられない。
このどこかぼやっとした感覚、戦争をしていない平和な時がその逆よりはるかに良いはずなのに、どうにも生気を感じることができないこの感覚こそが押井守監督が映画で伝えたい事ではないだろうか。

いま自分たちはほぼ完全な平和が実現した日本に住んでいながら生きる意味を見失っているように見える。森博嗣はスカイ・クロラのキルドレの世界を通じて生きる意味を問いかけているのかもしれない。]]>
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   <title>草薙水素、キルドレの司令官</title>
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   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.529</id>
   
   <published>2008-08-13T04:16:47Z</published>
   <updated>2008-08-28T14:26:21Z</updated>
   
   <summary>キルドレのパイロットとして戦闘を生き延び司令官となった草薙水素は特別な存在だ。初めて自分自身でキルドレの存在意義を疑問に思ったキルドレかもしれない。</summary>
   <author>
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         <category term="スカイ・クロラ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[草薙水素は司令官でありながらパイロットというキルドレでは珍しい存在だ。
彼女はとびっきりのパイロットであるがため、キルドレの標準をはるかに超えて戦闘を生き延びてきた。
そして、キルドレとは何かと言う事についても多くを知っている。

戦争請負会社の中では司令官は一般従業員ではなく管理職だ。そして一般従業員であるパイロットが管理職になるのは非常に難しい。
パイロットはどんなに腕が良くても空に上がれば常に生死を懸けた戦いをする。敵と遭遇すれば戦闘になり、燃料が無くなるか、弾薬が無くなるか、相手を撃墜するかしないと終わらない。そこには階級なぞは関係ない。そんな損耗率の高いパイロットから司令官になるまで生き永えるのはのはほとんど不可能だ。
いわば草薙水素は奇跡的存在なのだ。

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      <![CDATA[<h2>同じ道でも昨日とは歩く場所が違う</h2>

函南優一は『明日死ぬかもしれない子供が大人になる必要があるのか』と言っていたが、草薙にとってみれば『キルドレのまま生き永える事に何の意味があるのか』と言うことになるだろう。
おそらく草薙が初めてその疑問を問うた最初のキルドレだ。
だがその疑問に答える者はどこにもいない。草薙自身が自分で見出すしかない。草薙ほど長生きしているキルドレはいないのだ。
しかし、司令官となりキルドレのパイロットの死と再生を見てきた草薙は、ジンロウの後任の函南を見たとき、これで止めにしようと思ったに違いない。同じ運命の繰り返しには我慢がならなかったのだろう。
だが函南が自分の閉ざされた（または繰り返される）記憶に気が付いたとき、草薙にも新たな展開が訪れた。

キルドレとして同じ生を繰り返していても前とは違う生き方が出来るはずだ。
映画の最後の『あなたを待っていたわ』にそれが凝縮していると感じた。
ここに押井監督が言う<q cite="http://sky.crawlers.jp/tsushin/goroku/">『僕は今、若い人たちに伝えたい事がある』</q>何かがあるのではないだろうか。

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   <title>スカイ・クロラ、悲しいキルドレ達</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/08/post_49.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.525</id>
   
   <published>2008-08-07T07:44:45Z</published>
   <updated>2008-09-12T05:29:50Z</updated>
   
   <summary>押井守監督のスカイ・クロラは悲しい映画だ。永遠の命を与えられながらパイロットとして死に急ぎ、再生されるキルドレ達。彼らには繰り返し撃墜される生き方しか無い。ただ一人草薙水素を除いては。</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="スカイ・クロラ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/skycrawlers.jpg" height="481" width="460" alt="押井守監督スカイ・クロラのチラシ" title="戦争を義務づけられたキルドレの悲しさが伝わる映画だ" />
押井守監督<a href="http://sky.crawlers.jp/index.html" onclick="window.open('http://sky.crawlers.jp/index.html'); return false;" title="スカイ・クロラの公式サイトを別ベージで開きます">スカイ・クロラ</a>。この先ネタバレあり、ご注意ください。

これは悲しい映画だ。
戦闘機パイロットとして戦う事を義務づけられたキルドレが何ともやるせない。
永遠に生きることができると知ってしまったキルドレ達の日常はなんとも現実感のない生活だ。
しかし、パイロットとして空に上がっている時はその瞬間瞬間に強烈な『生』を感じさせる。
死を意識し、生と死の両方を感じてキルドレである事を忘れることができるのはその時だけだからだ。
そして空には絶対的存在としてティーチャーがいる。
だがキルドレにはティーチャーを倒すことができない。それは彼にとってキルドレとの戦いは、常に同じ戦法で戦いを挑んでくるおなじみのカモだからだ。
ティーチャーが相手をするキルドレは過去に何度も撃墜しているクローンだ。ティーチャーと対戦したキルドレは必ず撃墜され死を迎える。ティーチャーに勝った経験を持ち帰ることができないのだ。何度クローンとして蘇っても同じ戦法でしか戦えないキルドレの悲しさがそこにある。ただ一人、草薙水素を除いて。

2008年8月6日（水）：<a href="http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi" onclick="window.open('http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi'); return false;" title="札幌シネマフロンティアを別ベージで開きます">札幌シネマフロンティア</a>シアター07

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=dvd-jp&search=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A9&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" border="0" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>]]>
      <![CDATA[<h2>リアルな空中戦と対照的なキルドレ達</h2>

<a href="http://sky.crawlers.jp/index.html" onclick="window.open('http://sky.crawlers.jp/index.html'); return false;" title="スカイ・クロラの公式サイトを別ベージで開きます">スカイ・クロラ</a>を通して感じるのはリアルな空中戦の様子に対してどこか空虚なキルドレ達の日常だ。

旧日本海軍の幻の戦闘機『<a href="http://bit.ly/movie_sinden" onclick="window.open('http://bit.ly/movie_sinden'); return false;" title="Wikiの震電を別ベージで開きます">震電</a>』そっくりな散香が繰り広げる空中戦のの様子はアニメでしか表現できない美しさと妙なリアルさがある。
レシプロ戦闘機ファンなら第三の主人公とも言える散香の飛行シーンに驚喜する事間違いなしだろう。
空中戦では『<a href="http://bit.ly/movie_yukikaze" onclick="window.open('http://bit.ly/movie_yukikaze'); return false;" title="Wikiの戦闘妖精雪風を別ベージで開きます">戦闘妖精雪風</a>』のシーンもすばらしいが、レシプロ機同士でミサイルを搭載せず、銃撃のみで行われるスカイ・クロラの方がより人間臭い。
散香対ティーチャー操るスカイリィーとの空中戦は、軽快な散香にパワーで襲いかかるスカイリィーが対照的に描かれていて、いかにも子猫に襲いかかる黒豹のようだ。

かたや、地上にいる時のキルドレ達はどうにも存在感が薄い。整備士の笹倉や他の大人達の人間くささがよりそれを際立たせる。唯一激しく感情を表に出すのは草薙水素だけのように見える。
彼女はキルドレの中でも特別な存在だ。多くのキルドレパイロットは司令官になるまでキャリアを積めない。その前に命を落とすからだ。そして再びパイロットとして再生する。
おそらく彼女だけがティーチャーの教えを受けた（あるいは技術を見習った）たった一人の生き残りだろう。ティーチャー並みの技量で撃墜されず長生きをしてしまったのだ。
ロストック社はそんな貴重な存在となってしまった彼女をパイロットから司令官にしてしまった。それがよけいに彼女の苛立をあおり、感情を爆発させる原因の一つにもなっているようだ。
そして司令官であるが故に彼女はキルドレの存在価値を理解しているように見える。だが、パイロットである函南たちにはその感覚が無い。パイロットである事に何の疑問も感じないのだ。
これが永遠の生を与えられた存在であるのに、内面の空虚さを埋めるまで成長する時間を与えられないキルドレの悲しいところだ。

<a href="http://www.eigaseikatu.com/title/21016/" onclick="window.open('http://www.eigaseikatu.com/title/21016/'); return false;" title="映画生活のスカイ・クロラを別ベージで開きます">この作品の映画生活による作品情報はこちら。</a>

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   <title>日本人には作れない映画、靖国YASUKUNI</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/08/post_48.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.522</id>
   
   <published>2008-08-04T06:10:16Z</published>
   <updated>2008-08-08T07:14:57Z</updated>
   
   <summary>いろいろと話題になった靖国YASUKUNIがようやく札幌で公開となった。映画を見た素直な感想はきちんとしたドキュメンタリー作品であり、この映画をどのように解釈するかは鑑賞する人達のまさしく個人的解釈になると言う事だ。</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="靖国YASUKUNI" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/yasukuni1.jpg" height="480" width="460" alt="李纓監督靖国YASUKUNIチラシ" title="札幌でようやく公開された靖国YASUKUNI" />
札幌で8月2日より公開、靖国YASUKUNI

札幌でようやく8月2日から<a href="http://www.yasukuni-movie.com/" onclick="window.open('http://www.yasukuni-movie.com/'); return false;" title="靖国YASUKUNI公式サイトを別ベージで開きます">靖国YASUKUNI</a>が公開となった。
公開前にいろいろと話題になったが、素直な感想としてこの靖国YASUKUNIを見て『反日的』とか『反戦的』など諸々のレッテルを貼るのは、その本人の偏向具合をかえって反映すると感じた。
映画自体のざっとした感想は、刀匠の刈谷さんが作る靖国刀の製作過程と、靖国神社の8月15日の様子、合祀に反対する人達の様子などを織りまぜたドキュメンターリー映画で、後半部分に若干李纓監督の意向と思われる太平洋戦争時の旧日本軍と中国の関わりが付け加えられており、日本人にはデリケートすぎて（あるいは過激すぎて）製作は困難と思われる靖国神社をよくぞ撮ったと言いたい。

公開初日は上映妨害もあるかもしれないと警備が立ったようだが、4日のモーニングショーはそんなことも無く、来場者の年齢が高めな事と話題の映画だけあって来場者が100名ほどと、平日にしてはにぎわっている程度の違いしかなかった。
上映前には何やら隣の初老の二人が『この映画は云々・・・』などと話しているのが聞こえたが、これも上映前のごく普通の事だ。

2008年8月4日（月）：<a href="http://www.sugai-e.co.jp/cinema/cinema01.html" onclick="window.open('http://www.sugai-e.co.jp/cinema/cinema01.html'); return false;" title="札幌劇場を別ベージで開きます">札幌劇場</a>スクリーン1

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=books-jp&search=%E9%9D%96%E5%9B%BD%E7%A5%9E%E7%A4%BE&fc1=000000&lt1=_blank&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" border="0" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>]]>
      <![CDATA[<h2>もっともな合祀反対</h2>

この靖国YASUKUNIで記憶にとどめておくべきと思ったのは合祀に反対する二人の言葉だ。
一人は浄土真宗の僧侶・菅原龍憲氏、もう一人は台湾の政治家<a href="http://bit.ly/movie_kokim" onclick="window.open('http://bit.ly/movie_kokim'); return false;" title="Wikiの高金素梅氏を別ベージで開きます">高金素梅</a>氏だ。
二人の経歴などは検索すればいくらでも出てくるので何もコメントしないが、この二人の主張はもっともだと感じた。

映画の中の菅原氏の主張は、自らの意志とは関係なく国の命令で徴兵され戦士した父親（浄土真宗の僧侶、当然宗教者）について、遺族はもちろん、おそらく本人も戦争の英霊などとして祭り上げられてほしくないので合祀から外してほしいというもの。
高金素梅氏の主張は、戦死した父は元々日本人でさえも無く、半ば植民地化された台湾から強制的に戦争に送り出されたのであり、日本の戦死者と一緒に合祀されているのは死者に対する冒涜以外の何ものでもないので合祀から外し、祖国へその遺品なりを返してほしいというもの。
この二人の主張にはA級戦犯と一緒に合祀されているとか、神道だからなどという理由は入っていない。至極真っ当な主張だと思った。彼らの主張に対して靖国神社側が合祀の正当性を主張する事は出来ないと思う。
なぜ靖国神社側はこれらの人達の願いを聞き入れず、合祀し続けているのか理解に苦しむ。まさか合祀に反対している人達を外すと我もと人数が増え、靖国神社の存在そのものが脅かされるとでも考えているのだろうか？

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   </content>
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<entry>
   <title>想定外のひどさ、スターシップ・トゥルーパーズ3</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/07/st3_1.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.517</id>
   
   <published>2008-07-29T06:55:30Z</published>
   <updated>2008-08-11T08:56:22Z</updated>
   
   <summary>スターシップ・トゥルーパーズ3は久しぶりにはずれのB級映画だ。総制作費、CGシークエンス、バグズすべてが前作の3倍というのはどうやら相当のインフレ率を考慮した数字のようだ。これならポール・バーホーベンのスターシップ・トゥルーパーズ・クロニクルズシリーズのほうが断然面白い。
</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="スターシップ・トゥルーパーズ3" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[久しぶりにはずれのB級映画だった。
今までの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BA" onclick="window.open('http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BA'); return false;" title="Wikiのスターシップ・トゥルーパーズを別ベージで開きます">スターシップ・トゥルーパーズ</a>と比較しても明らかに駄作。（以降スターシップ・トゥルーパーズ=ST）
総制作費、CGシークエンス、バグズすべてが前作の3倍というのはどうやら相当のインフレ率を考慮した数字のようだ。
特にビジュアル面でがっかり度合いのひどかったのがバグズだ。ST、ST2でこれでもかと出てきた猛々しいウォリアー・バグがどういうわけかCGの質が悪く、凶悪さが半減してサイズも小さくなったようだ。
惑星ロク・サン基地を襲撃して防壁を破壊したバグズのスパイダーも一体しか出てこない。
画面アングルもそれまでのシリーズでよくあった地平線の果てまでを覆いつくす圧倒的数のバグズを表現していず、どうにも緊迫感が無い。
宇宙空間のシーンでもスターシップの動きもただ飛行しているだけで、機動的にバグズの攻撃を避けるシーンも無い。
ストーリーも今までの反戦的雰囲気が消えており、エイリアン物として見てもつまらない。
画面に緊張感や嫌悪感が感じられないのだ。
期待のパワードスーツ『マローダー』もデザインがウルトラ怪獣の<a href="http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GGIH_jaJP220JP221&q=%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%80%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC&um=1&sa=N&tab=wi" onclick="window.open('http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GGIH_jaJP220JP221&q=%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%80%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC&um=1&sa=N&tab=wi'); return false;" title="Googleの宇宙ロボット・キングジョーの画像を別ベージで開きます">宇宙ロボット・キングジョー</a>みたいでスマートでなく、兵器としての威圧感やシャープさが無い。
今回監督のエド・ニューマイヤーはSTでは脚本、ST2では脚本と共同制作を手がけたらしいが、どうも監督には向いていないようだ。
総じて無い無いずくしのつまらない映画だ。スターシップ・トゥルーパーズの中では一番評価が低いと思う。
これなら最初のスターシップ・トゥルーパーズを監督した<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%B3"  onclick="window.open('http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%B3'); return false;" title="Wikiのポール・バーホーベンを別ベージで開きます">ポール・バーホーベン</a>のスターシップ・トゥルーパーズ・クロニクルズシリーズのほうが断然面白い。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=dvd-jp&search=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%BA&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>

2008年7月29日（火）：<a href="http://www.sugai-e.co.jp/cinema/cinema01.html" onclick="window.open('http://www.sugai-e.co.jp/cinema/cinema01.html'); return false;" title="札幌劇場を別ベージで開きます">札幌劇場</a>スクリーン2]]>
      
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   <title>今更ながらにスゴイ、攻殻機動隊</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/07/ghost_in_the_shell20.html" />
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   <published>2008-07-22T13:33:09Z</published>
   <updated>2008-08-01T01:24:55Z</updated>
   
   <summary>攻殻機動隊2.0は押井守監督の1995年のオリジナル作品を2008年にスカイ・クロラ公開を記念して3DCG部分と音響をリニューアルした作品だ。しかし、映像のクオリティが違い過ぎて違和感を感ずる仕上がりとなった。作品自体を楽しむのであれば2.0の必要性はない。</summary>
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         <category term="GHOST IN THE SHELL、攻殻機動隊" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0を見てきた。
8月2日に公開が迫った<a href="http://sky.crawlers.jp/index.html" onclick="window.open('http://sky.crawlers.jp/index.html'); return false;" onkeypress="window.open('http://sky.crawlers.jp/index.html'); return false;" title="スカイ・クロラの公式サイトを別ページで開きます">『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』</a>の公開記念として新たに3DCGシーンの書き直しと、音響を<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89">スカイウォーカーサウンド</a>で新たに収録し直したリニューアル・バージョンだ。
オリジナルの<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000197J1I?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000197J1I">GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=B000197J1I" width="1" height="1" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />は1995年11月に公開されたが、今見てもその斬新さは少しも失われていない名作だ。

改めて攻殻機動隊2.0の方を見た感想は、一部画像がイノセンス的に変えられているが、さすがに1995年当時の画像と比較すると違和感を感じる。クオリティの差があり過ぎのだ。
マニアの間でこそ有名だった押井守を世界に知らしめた作品をリニューアルしたのだから、もう少し新しいカットを多くするなりして、新旧の画像の差を吸収するような工夫が欲しかった。
前作を知っている者にとってはストーリーは変わらないのであるから、作品の品質がどの程度アップしたかと言う点が評価されるからだ。
動きのあるエンディング近くの少佐と戦車の戦闘シーンが作り直されていたならかなり変わっていたと思う。
音響については比較するオリジナルの記憶が定かでないのではっきりとは言えないが、広がり感が増しているように感じた。
吹き替えは人形使いが<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E5%BC%93%E5%AE%B6%E6%AD%A3">家弓家正</a>から<a href="http://www.google.co.jp/search?q=%E6%A6%8A%E5%8E%9F%E8%89%AF%E5%AD%90&sourceid=navclient-ff&ie=UTF-8&rlz=1B3GGGL_jaJP240JP241">榊原良子</a>に変わっているが、これは人形使いが『彼』から『彼女』へと性別が変わって考慮しての変更であろう。
総じて言えば1995年に初めて攻殻機動隊を見たような衝撃は感じられなかった。ただ、劇場には二十歳前半と思われる客もいたので、当時小学生頃であった彼らにとっては面白い体験であったと思う。

もっとも改めて2008年の今この作品を再度見ることにより、1995年当時のこの攻殻機動隊がどれほど衝撃的であったかを再認識した次第である。
1995年の時点で2029年の世界観を見事に映像化し、ネットと人間の関わり方を大胆に予測した攻殻機動隊は間違いなく名作である。
だが2029年までにはまだ11年もある。
公衆電話のテレホンカードが1982年に誕生し、四半世紀も持たずに2006年に廃止されたことを考えれば、2029年は攻殻機動隊よりもっとすごいことになっているかもしれない。

2008年7月16日（水）：<a href="http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi" onclick="window.open('http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi'); return false;" onkeypress="window.open('http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi'); return false;" title="札幌シネマフロンティアを別ページで開きます">札幌シネマフロンティア</a>シアター7]]>
      
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   <title>ミラクル7号がもたらしたものは何か</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/07/7.html" />
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   <published>2008-07-15T04:22:53Z</published>
   <updated>2008-07-15T07:45:45Z</updated>
   
   <summary>最近重たい映画ばかり見てきたので、チャウ・シンチー監督のミラクル7号を見てきた。スピルバーグのETと異なり、ミラクル7号の真の能力をだれも見ること無く終わってしまうところが良かった。結局のところ人間はそれほど弱くもなく、悪くもない生き物だということか？</summary>
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         <category term="ミラクル7号" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/cj7.jpg" height="479" width="460" alt="チャウ・シンチー監督コメディ、ミラクル7号チラシ" title="これから注目、新人少女シュー・チャオ初登場のミラクル7号" />
チャウ・シンチー監督のミラクル7号

最近どうも重たいテーマの作品ばかりを見ていたので、見終わったあと暗い表情で馴染みの居酒屋でちびちびやっていると『たまには楽しい映画でも見たら』と言われてしまった。
そういう訳でもないが、以前から気になっていたチャウ・シンチー監督最新作『ミラクル7号』を見てきた。
役柄としてみると今回のチャウ・シンチーは今までのカンフー路線と違って、貧乏・バカ正直という面は残しつつ、子供の将来を気にかける真っ当な父親役だ。貧乏であるから仕方ないとしても、おもちゃ売り場で駄々をこねる子供に対してはしっかりとした態度で接している。日本では最近めったに見なくなった、まともな子育てを実践している良き父親だ。
一方その子供のディッキー（シュー・チャオ）は父親の期待を一身に背負って身分不相応な小学校に通っているが、ひねくれてはいないがどうも学業はぱっとしない。どう見てもこのままでは父親の期待には応えられそうも無い。
どうにもならない絶望的環境が親子の関係をかろうじてつなぎ止めているようだ。

そんな厳しい現実の中で、密かに？地球に飛来していたUFOの置き土産とでも呼ぶべき謎の生物がミラクル7号だ。このミラクル7号が、抜け出すことの出来ない貧乏がかろうじてつなぎ止めていた親子の絆を本当の絆に変えるのがこの映画の主題だ。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=toys-jp&search=%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AB7%E5%8F%B7&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" border="0" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>

2008年7月14日（月）：<a href="http://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html" target="_blank" title="ユナイテッド・シネマ札幌を別ページで開きます">ユナイテッド・シネマ札幌</a>1番スクリーン]]>
      <![CDATA[<h2>チャウ・シンチー映画に共通する都会の貧困とそれを打ち破る人の力</h2>

今までに<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000069B84?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000069B84">少林サッカー</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=B000069B84" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000M4RER6?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000M4RER6">カンフーハッスル</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=B000M4RER6" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />と見てきたが、チャウ・シンチー監督作品は常に貧困が付きまとう。それも都会の中の貧困だ。
農村ではないのでお金がなければ日々の糧にも不自由する。出稼ぎという選択肢も無く、農村以上に抜け出すことが困難な状況だ。
そんな中でもチャウ・シンチーの役柄は決して腐ったり、あきらめたりはしない。それはこのミラクル7号でも共通している。
しかし、今回はその状況を子供の目線から描いている。

子供は残酷だ。大人のように感情を抑え理性で接することはしない。自分より弱いと見るとそれは即いじめにつながる。これは洋の東西を問わず全世界共通の出来事だ。
金持ちが貧乏をいじめる。力の強い者が弱い者いじめをする。ディッキーの通う名門校でもそれは起きる。
そんな中でミラクル7号がもたらしたちょっとした変化が子供たちを劇的に変化させる。ミラクル7号が直接的に何かを引き起こした訳ではないところがこの映画の良いところだ。私には子供たち自身が自らを成長させたように見えた。
ミラクル7号を巡る争奪戦の末に皆が和解したのも、ディッキーがテストで合格点をとったのもミラクル7号の助けがあった訳ではないのだ。
ここのところがスピルバーグのETとは決定的に違うところだろう。子供たちの成長にミラクル7号はあくまで間接的役目しか負っていない。
結局ミラクル7号の真の能力は、当事者たちは誰も知らないのだ。
だからミラクル7号が能力の使い過ぎでその役目を終えた時も、ディッキー親子は嘆き悲しむこと無く、前へと進むことができたのだ。

チャウ・シンチー監督の思惑はどうあれ、まっとうに生きている人達はお天道様がしっかり見ているよと言っているようである。久しぶりに何のへりくつも無く素直にほろ苦い感動をもらった映画だ。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=dvd-jp&search=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" border="0" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>

最後にミラクル7号であるが、その能力については深く触れないが、SF的にまじめに想像すれば究極の癒しロボットとでも言ったら良いだろう。ついでに時空を超える通信能力も内蔵されているに違いない。おそらくは知的生命体を調査することが真の目的かもしれない。]]>
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   <title>反省のない国アメリカ：告発のとき</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/07/post_47.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.486</id>
   
   <published>2008-07-08T11:06:24Z</published>
   <updated>2008-09-16T00:19:07Z</updated>
   
   <summary>映画告発のときはPTSDの帰還兵が引き起こした事件を元に作られた映画だが、アメリカはいつまで人間の精神に重大な障害をもたらす戦争を続けるのだろうか。</summary>
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         <category term="告発のとき" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/elah.jpg" height="481" width="460" alt="告発のとき" title="告発のとき" />
トミー・リー・ジョーンズ主演、告発のとき

アメリカは古くから戦争映画をたくさん作ってきた。
それはもちろんそれだけ戦争をやってきた事も事実としてある。
また様々な戦争犯罪も犯してきたし、この告発のとき（原題In The Valley of Elah、エラの谷の意）もその一つと言えるだろう。
それにしてもアメリカという国は反省がない国だ。戦争をするたびに様々な問題が出てくるのに、ベトナムと同じ轍をまたイラクで踏んでしまった。
ベトナム帰還兵がどのようになったのかという事をアメリカはすっかり忘れてしまったらしい。
イラクでの戦いの根拠となった大量破壊兵器の存在（この事はベトナム戦争のきっかけとなった<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E6%B9%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6" target="_blank" title="Wikiのトンキン湾事件を別ページで開きます">トンキン湾事件</a>がアメリカが仕組んだ事にも共通している）が否定された事により、戦争そのものの意義が失われてしまった今、イラク帰還兵に起きたこの事件は本来は起きる事がなかったはずだからだ。

2008年7月7日（月）：<a href="http://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html" target="_blank" title="ユナイテッド・シネマ札幌を別ページで開きます">ユナイテッド・シネマ札幌</a>5番スクリーン]]>
      <![CDATA[<h2>人間性を奪う戦争を若者に強いるアメリカ</h2>

アメリカは何度も戦争をしてきた。そして戦争帰還兵に多く見られる<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E7%9A%84%E5%A4%96%E5%82%B7%E5%BE%8C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%9A%9C%E5%AE%B3" target="_blank" title="WikiのPTSDを別ページで開きます">PTSD</a>についても相当数経験しているはずである。
それにも関わらずイラクでは戦後処理の見通しの甘さから今なお都市型宗教派閥ゲリラ戦とも言える神経をすり減らす戦いが続いており、二十歳程度の人生経験の浅い（それだけ影響されやすい）兵士が任務に就いている。まさしくPTSD大量生産である。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=books-jp&search=PTSD&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>

この映画告発のときは（この邦題は原題とほとんど関係なく分かりにくい）は、通常では考えられない命令：軍用車で移動中は標的になりやすいので何事があっても停車してはならない、で少年をひき殺してしまったために精神を病んでしまい、ようやく帰国したのに些細な事から同じ分隊の仲間にめった差しにされ、遺体はバラバラに切断されその後証拠隠滅のために燃やされてしまったという実際に起きた事件を元にしたものだ。
被害者、加害者ともイラクで精神を病んでおり、結局のところ軍はそのような過酷な状況に兵士が置かれ、多くの若者が帰国後PTSDとなりとんでもない事件を引き起こした事を組織のメンツの維持と国策の維持のためにひた隠しにしようとしたのだ。

おそらく多くの国で戦争の正面に立たされるのは二十歳前後の若者である事は変わりがないであろう。
しかしアメリカは自ら国益のため（最近はかない怪しい、戦争請け負い企業とした方がよい）に積極的に戦争を仕掛ける国となってしまった。
あとどれだけ因縁をつけて戦争を仕掛け、自国の若者を精神的に追いつめ、破滅させれば済むのだろうか？]]>
   </content>
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   <title>押井守のスカイ・クロラサイトリニューアル</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/07/post_46.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.479</id>
   
   <published>2008-07-01T05:44:32Z</published>
   <updated>2008-07-04T07:09:36Z</updated>
   
   <summary>8月2日公開の押井守のスカイ・クロラだが公式サイトがリニューアルされた。製作はプロダクションIGだけあってすばらしいクオリティになっている。空中戦シーンは戦闘妖精雪風とはまた違ったレシプロ機の雰囲気が出ていてこれもすばらしい。</summary>
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         <category term="楽しみな映画" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[2008年7月1日（火）
8月2日公開の押井守の<a href="http://sky.crawlers.jp/index.html" target="_blank" title="スカイ・クロラの公式サイトを別ページで開きます">スカイ・クロラの公式サイト</a>がリニューアルされた。
今まではblog形式だったのがFlashになり、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A9&tag=moviemysappor-22&index=blended&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank" title="Amazonのスカイ・クロラ関連商品を別ページで開きます">スカイ・クロラ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />の世界を垣間見ることができる。
私はスカイ・クロラシリーズの原作を全部読んでしまったのでストーリーはおおかた理解しているが、やっぱり動画になると嬉しいものだ。
さすが製作に<a href="http://www.production-ig.co.jp/" target="_blank" title="プロダクションIGを別ページで開きます">Production I.G</a>が入っているだけあってクオリティはすばらしい。
第二の主人公とも言えるレシプロ機の散香の空中戦シーンもすばらしく、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E9%9B%AA%E9%A2%A8&tag=moviemysappor-22&index=blended&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank" title="Amazonの戦闘妖精雪風関連商品を別ページで開きます">戦闘妖精雪風</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />とはまた違ったスピード感を味わえる。なんと言っても雪風の時のようにミサイルで撃墜するのではなく、機関砲で撃墜するのがよい。
さらに出演キャラクターも明らかになった。ちょっと意外だったのが整備士の笹倉が女性の設定になっている事だった。
ティーチャーに関してはほとんど情報が明らかにされていないが、これは本番上映までのお楽しみか？
いずれにしても公開までが本当に待ち遠しくなった。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=books-jp&search=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A9&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" border="0" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>]]>
      
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   <title>原作のモーターサイクル南米旅行日記</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/06/post_45.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.465</id>
   
   <published>2008-06-04T06:42:17Z</published>
   <updated>2008-06-13T05:21:05Z</updated>
   
   <summary>映画モーターサイクル・ダイアリーズの原作となったモーターサイクル南米旅行日記である。映画ではどちらかというと楽観的に描かれている旅行であるが、実際はかなり過酷でどちらかというと冒険に近い。</summary>
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         <category term="モーターサイクル・ダイアリーズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="原作" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/motorcycle01.jpg" height="501" width="460" alt="モーターサイクル南米旅行日記" title="モーターサイクル南米旅行日記" />
ゲバラのモーターサイクル南米旅行日記（初版第三刷の表紙）

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4773804084?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4773804084" target="_blank" title="Amazonのチェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記を別ページで開きます">チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=4773804084" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />は映画<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000803C8O?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000803C8O" target="_blank" title="Amazonのモーターサイクル・ダイアリーズを別ページで開きます">モーターサイクル・ダイアリーズ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=B000803C8O" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />の原作である。
映画もそうであるが、この日記を読むのに『革命家ゲバラ』を知っている必要はないが、彼でなければ何の意味も見いだせない旅行記となっただろう。

これを読むと当時の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%90%E3%83%A9" target="_blank" title="Wikiのゲバラを別ページで開きます">ゲバラ</a>たちの旅行がいかに過酷であったかがよくわかる。旅行というより冒険といった雰囲気だ。映画ではどちらかというと楽天的に描かれているが、実際はバイクが壊れてからはほとんどヒッチハイクで移動を続けてるしかなかった。金銭的な面で鉄道などの交通機関を使えなかったのだ。そのため、夜は野宿か人の情けにたより夜露をしのぐと言った具合だ。]]>
      <![CDATA[<h2>得難い体験を経験した旅</h2>

ゲバラはこの旅行の後、4年後に<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD" target="_blank" title="Wikiのフィデル・カストロを別ページで開きます">フィデル・カストロ</a>と運命の出会いをし医学生から革命家へとなった訳だが、まだこの旅行の頃は医者になる事を第一の目標にしていた24歳の医学生であった。
映画を見たあと改めてこの<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4773804084?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4773804084" target="_blank" title="Amazonのモーターサイクル南米旅行日記を別ページで開きます">モーターサイクル南米旅行日記</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=4773804084" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />を読むと、将来有望な青年がスポンジのごとく旅先での出来事を吸収していくのがよくわかる。
ゲバラはかなりの読書家らしいが、ある意味この旅は本で得た知識を自身の目で確認する事でもあった。だが、旅を続けて行くうちにバイクは壊れ、旅行の資金は底をつき、ほとんど野宿状態となり、あるときは密航までするはめになる。しかしこの事が象牙の城に籠ることになるかもしれない医者には経験できない強烈な体験を彼に強要した。

この<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4773804084?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4773804084" target="_blank" title="Amazonのモーターサイクル南米旅行日記を別ページで開きます">モーターサイクル南米旅行日記</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=4773804084" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />はゲバラ自身が旅を終えたあとに旅行中に記していた日記を再構成したものだが、訪れる先で起きる様々な出来事を詳細に描いており、いかに刺激的な旅だったかが良くわかる。24歳の医学生にとっては得難い経験だったろう。
それにしても現代でもバイクで当時のルートを辿るのはかなり無謀と言わざるを得ない。ゲバラとアルベルトの行動力には脱帽する。

<h2>真の南米の現実に触れた旅</h2>

ゲバラにとってこの旅は『知識として知っている南米を自分の目で確認したい』というごく自然な欲求から始まったと思う。だがバイクが故障し、自由に移動できる手段を失い、ヒッチハイクで移動するうちにだんだんと見る目が変わってきたように思える。
バイクの故障がなければおそらく<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%AD%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%BF" target="_blank" title="Wikiのチュキカマタ銅山を別ページで開きます">チュキカマタ銅山</a>へは行かなかっただろうし、世の中の階級闘争の敗者の代表のような共産主義者の労働者夫婦との出会いは無かったであろう。
日記の中ではここで初めてゲバラの体制に対する批判が書かれている。
この後の旅は主な移動手段が徒歩とヒッチハイクになり、ますます社会の底辺の人々との接触が多くなってゆく。
チリを抜けペルーに入りインカ帝国の遺跡を巡るうちにこの傾向はますます多くなり、ゲバラの中に何かが芽生えたように思える。
それにしても日記に記されている歴史認識や遺跡の知識には驚かされる。旅立つ前に相当学習したに違いない。ゲバラにとっては単なる物見遊山の旅では全くなかった事がよくわかる。
おそらく彼のこうした知識に対するどん欲な吸収力が普通の人々の普段の生活に根付いた差別に対しても敏感に感じとり疑問を持ち始めたのだろう。
豊富な知識と旅先で感じた真の南米の姿がその後のゲバラを作り上げたと思う。

<h2>労働者階級の革命に目覚めた旅</h2>

ゲバラ自身もこの日記の冒頭に書いているように<q>この「果てしなく広いアメリカ（南米大陸のこと）」をあてどなくさまよう旅は、思った以上に僕を変えてしまった。</q>のだ。
彼が実際に革命に関わるようになるのはこの旅が終わったあとの翌年からだが、この旅こそがそのきっかけを与えたと思う。
それは日記の最後の付記にあるように、（おそらくはカストロ言葉も引用し）自身が革命家である事を宣言している事からもわかる。彼にとってはその後の生き方を徹底的に変えてしまった旅だったのだ。

<blockquote>前略・・・しかし、彼の言葉にもかかわらず、今は分かっている・・・偉大な主導的精神が、人類全てをただ二つの敵対する勢力に分けてしまうような巨大な切れ目を入れる時が来たなら、僕は民衆の方につくだろう。・・・中略・・・もう戦闘に備えて自分の体をこわばらせ、神聖な神殿に向かうかのように心の準備をしている、そこで新たな震えと新たな期待を込めて勝者である労働者階級の野獣の咆哮が響きわたるように。（原作から引用）</blockquote>

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=mysapporo-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4773804084&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=F7F7F7&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
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   <title>青年ゲバラのロードムービー、モーターサイクル・ダイアリーズ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/06/post_44.html" />
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   <published>2008-06-03T00:47:03Z</published>
   <updated>2008-06-04T05:10:19Z</updated>
   
   <summary>若き日のゲバラが南米を旅するロードムービー、モーターサイクル・ダイアリーズ。この旅でゲバラはインテリ医学生から革命家へと目覚めたのではないだろうか。</summary>
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         <category term="モーターサイクル・ダイアリーズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/motorcycle.jpg" height="482" width="460" alt="モーターサイクル・ダイアリーズ" title="モーターサイクル・ダイアリーズ" />
青年ゲバラのロードムービー：モーターサイクル・ダイアリーズ

今年は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%90%E3%83%A9" target="_blank" title="Wikiのゲバラを別ページで開きます">ゲバラ</a>生誕80周年である。
<a href="http://m-playboy.shueisha.co.jp/home.html" target="_blank" title="プレイボーイ誌を別ページで開きます">月刊プレーボーイ誌</a>にも特集が組まれている。
だがこの映画<a href="http://www.motorcyclediariesmovie.com/" target="_blank" title="モーターサイクル・ダイアリーズのオフィシャルサイトを別ページで開きます">モーターサイクル・ダイアリーズ</a>に関して言えば主人公がゲバラである事を意識せずとも十分楽しめる非現代的ロードムービーだ。とはいえそれを意識しないで見る事は出来ないし、ゲバラでなければ映画にならなかった事は確かだ。

ゲバラが主人公である事をひとまず脇に置いておくとして、23歳のインテリ医学生が今から50年以上前の1951年から52年にかけて南米を友人とバイクにまたがり放浪するという事自体にまず驚かされる。
そこには今とは比較にならないほどの危険が潜んでいる。案の定移動手段のバイクは（しかも中古）は壊れ、ヒッチハイクと徒歩による移動に頼らざるを得なくなる。
それでも彼らには旅に対する情熱を失わない。近年の破滅的ロードムービーと比べてもとってもワイルドで健康的だ。

NHK-BS 衛星映画劇場録画]]>
      <![CDATA[<h2>外の世界を知りたいという強烈な願望</h2>

この23歳のインテリ医学生はこれ以前にも無謀な旅をしている。前の年に自転車に毛の生えたような<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%89" target="_blank" title="Wikiのモペッドを別ページで開きます">モペッド</a>で北部アルゼンチンを単独で4,000マイル（6,400km以上）旅しているのだ。
だが何が彼をそこまでして旅に駆り立てるのであろうか。

<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%81%BA%E7%94%A3" target="_blank" title="Wikiの世界遺産を別ページで開きます">世界遺産</a>に登録されている<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%81%E3%83%A5" target="_blank" title="Wikiのマチュ・ピチュを別ページで開きます">マチュ・ピチュ</a>を訪れるシーンがあるが、いまでこそいろんなメディアで紹介されているが、おそらく当時はテレビも無く（日本の放送開始が1953年、アルゼンチンは？）どのようなもであるかは文献に頼るか現地に行くかしないと見る事さえ出来なかったであろう。

映画の冒頭に旅の目的は<q>本でしか知らない南米大陸を体験すること</q>とある。
マチュ・ピチュは旅の行程の中でも中間付近であるので、それまでに様々な体験を経験している。
バイクでの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E5%B1%B1%E8%84%88" target="_blank" title="Wikiのアンデス山脈を別ページで開きます">アンデス山脈</a>越え、旅の中での相棒のグラナードとの仲違い、医者と見込まれての急な往診、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%AD%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%BF" target="_blank" title="Wikiのチュキカマタ銅山を別ページで開きます">チュキカマタ銅山</a>へ行く途中の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%9E%E7%A0%82%E6%BC%A0" target="_blank" title="Wikiのアタカマ砂漠を別ページで開きます">アタカマ砂漠</a>で出会った共産主義者の放浪夫婦。
ここでの相棒のグラナードが放浪夫婦の身の上話を聞いたときの自分たちの境遇とのあまりの違いに一瞬見せた絶望的な表情が印象的だ。

そしてペルーに入りインディオとの出会い。ここまでの行程でインテリ医学生の中に後に発芽する社会的使命の種が植えられたようだ。
そしてインカ帝国の遺跡マチュ・ピチュにやってくる。ここでグラナードから一種の無血インディオ革命の話が出てくるがゲバラはあっさりと<q>武力闘争なしではありえないよ</q>と一蹴する。しかしそれまでの旅で経験してきた事からゲバラ自身の中で革命的思想が徐々に根を張りだしたように思える。

彼らにとっての実質的な旅の目的<q>本でしか知らない南米大陸を体験すること</q>はマチュ・ピチュを過ぎたあたりでほぼ達したようだ。
外の世界を知りたいという強烈な願望はこの時点で満たされたように思える。
映画では明確に表現されていないが、もうゲバラにとってこれから先の行程は旅の別な段階に入ったようだ。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000803C8O&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

<h2>医者から革命家へ</h2>

ゲバラにとって医者としての旅の目的地である、アマゾンにあるサン・パブロ・ハンセン病療養所で経験した尼僧の宗教的差別と、劣悪な環境に置かれた患者を目の当たりにした事で、彼の中で何かが決定的に変わってしまったようだ。
ゲバラはこの療養所には2週間ほどしか滞在していないが、そこでの体験がついに革命家としての小さな芽を芽生えさせたようだ。
その事は長旅で偶然その地で迎えることになった6月14日の24歳の誕生日での返礼のスピーチに表れている。
誕生パーティーのお礼にごく普通の返礼を期待していた療養所の職員に向かって初めて革命的なスピーチをしたのだ。
<blockquote>南米がバラバラになって苦しんでいるのはおかしい。
僕らは皆同じ一つの混血民族です。
偏狭な地域主義からの解放を目指して、ペルーそして一つの南米に乾杯。</blockquote>
彼が革命家として認知されるのはまだまだ後の事であるが、自身の中ではすでに決定的となっていた事だろう。

映画のエンドロール前にゲバラと旅を共にしたアルベルト・グラナード本人が<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=Gustavo%20Santaolalla&tag=mysapporo-22&index=music&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank" title="AmazonのミュージックからGustavo Santaolallaを別ページで開きます">Gustavo Santaolalla（グスタボ・サンタオライヤ）</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=mysapporo-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />の<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Zh2GgCFR2dw" target="_blank" title="YouTubeの>De Ushuaia A La Quiacaを別ページで開きます">De Ushuaia A La Quiaca</a>に挟まれて登場するが、彼自身は50年以上前のアマゾンの奥地で聞いたゲバラの初演説とでも言えるスピーチをどのように感じたのであろうか。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00067HDZM&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
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   <title>ナチスにとっても後ろめたいベルンハルト作戦</title>
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   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.454</id>
   
   <published>2008-05-20T06:35:47Z</published>
   <updated>2008-05-23T01:46:38Z</updated>
   
   <summary>ベルンハルト作戦では当時の全流通量の約10%にもあたる偽ポンドが作られたが、もしも偽ドル作りが計画通りに行われていたら戦費調達に苦しんでいたアメリカにとって大きな影響を与えたであろう。</summary>
   <author>
      <name></name>
      
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         <category term="ヒトラーの贋札" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[この国を挙げての贋札作りは指揮官の名前を取り<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BD%9C%E6%88%A6" target="_blank" title="Wikiのベルンハルト作戦を別ページで開きます">ベルンハルト作戦</a>と呼ばれたが、この作戦に優良民族たるゲルマン民族を作業させなかったほど、この作戦はナチスにとっても相当に後ろめたいものだったのだろう。
いくら強制収容所で死と隣り合わせの生活を送っているユダヤ人でもサポタージュの可能性はあるわけだし、自国の勝利のための作戦ならば多少の罪悪感をおぼえてもドイツ人は従うだろう。そうまでしてもユダヤ人に作らせたのは証拠隠滅のため、最後には殺してしまう算段だったからと考えられる。
そう考えると終戦の間際にドイツ軍が作戦に従事したユダヤ人の殺害より、印刷機器を優先して処分したことは<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC" target="_blank" title="Wikiのアドルフ・ブルガー氏を別ページで開きます">アドルフ・ブルガー氏</a>らにとってとんでもない幸運だった。]]>
      <![CDATA[<h2>もしドルが偽造されていたら・・・</h2>

それにしてもこの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BD%9C%E6%88%A6" target="_blank" title="Wikiのベルンハルト作戦を別ページで開きます">ベルンハルト作戦</a>だが、約1年間の内に当時の全流通ポンドの約10%にあたる1億3200万ポンドを作ってしまったというから驚きである。
ポンドの次のターゲットはドルだったらしいが、これが万一ポンド並みに流通してしまったら第二次大戦で莫大な戦費を出費していたアメリカに相当のダメージを与えたに違いない。
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89" target="_blank" title="Wikiのクリント・イーストウッドを別ページで開きます">クリント・イーストウッド監督</a>の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B6%E8%A6%AA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%98%9F%E6%9D%A1%E6%97%97" target="_blank" title="Wikiの父親たちの星条旗を別ページで開きます">父親たちの星条旗</a>にあるように、アメリカはヒーローを祭り上げてでも寄付（国債）を募らないといけないほど戦費不足に陥っていたからだ。
時期的に考えると硫黄島での戦いが終わったのは公式には1945年3月26日とされているので、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B6%E8%A6%AA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%98%9F%E6%9D%A1%E6%97%97" target="_blank" title="Wikiの父親たちの星条旗を別ページで開きます">父親たちの星条旗</a>のように偽りのヒーロー達がアメリカ本土で国債を購入するように活動していた時期より前に偽ドルが大量に出回っていたら大問題となっていた可能性がある。
そう思うと映画のエンドロールに出てくる言葉はまさに<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC" target="_blank" title="Wikiのアドルフ・ブルガー氏を別ページで開きます">アドルフ・ブルガー氏</a>らの命を賭けたサポタージュの結果といえるのではないだろうか。]]>
   </content>
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   <title>命を懸けたサポタージュ、ヒトラーの贋札</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/05/post_42.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.453</id>
   
   <published>2008-05-20T05:09:44Z</published>
   <updated>2008-05-20T08:48:38Z</updated>
   
   <summary>死と隣り合わせの生活を送るナチスの強制収容所。そこで贋札作りに従事させられるユダヤ人。おそらくは戦争の勝敗に関わらず死が待ち構えている状態での命を懸けたサポタージュはどのようなものであったのだろう。</summary>
   <author>
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         <category term="ヒトラーの贋札" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/hitler.jpg" height="481" width="460" alt="ヒトラーの贋札" title="ヒトラーの贋札" />
自己の保身のために悪に手を貸すか、それとも正義のために行動するか。
平和なときであれば保身のために悪に手を貸すことはもちろん非難されることだろうし、正義のために行動を起こすことは正しい行いだ。
しかしこれが自身の命がかかわっている場合にはまったく逆になる事もある。
特にそれが第二次世界大戦中のドイツで、強制収容所入っているユダヤ人の場合は正義などと言っていられない。

敵国の贋札を作り経済を混乱させるという戦争のなかで編み出された一つの作戦。
しかし、そんな非合法の作戦ではドイツが戦争に勝っても負けても自分たちの命は無いであろうと考えたとき、命を懸けたサポタージュが選択肢として浮かんだのだと思う。

2008年5月19日、蠍座]]>
      <![CDATA[<h2>究極の決断を強いられる</h2>

しかし、強制収容所での作業がサポタージュと見破られた時の事を考えると、それを実行に移すには相当な覚悟が必要だ。
この戦争に勝とうが負けようがその先に死が待っているとしたら、ほんの少しでも現世にとどまりたいと思うのは当然だろう。
たが、そんな環境だからこそ命を懸けたぎりぎりのサポタージュを行い続けたとも言える。

映画後半のほとんどのシーンがこのサポタージュに関係した場面だ。
自らの死を覚悟し他の仲間が犠牲になる事もかまわずサポタージュを続ける事に固執するアドルフ・ブルガー。
彼とは反対にサポタージュにより期日までに満足な贋札が出来ないと銃殺される運命にある仲間をなんとか救おうとするサリーことサロモン・ソロヴィッチ。
ナチスには絶対に協力したくない、しかしチャンスがある限り生き延びたい。そんな中でついに期限が来たとき、サリー自ら作った贋札が認められ銃殺は無くなった。しかし、原版が完成した事によりついにサポタージュ行為そのものが無意味になってしまった。
贋札を完成させるという行為はサリーにとって仲間を救うための唯一の手段であった訳だが、これによりナチスへの非協力に終止符が打たれてしまった。ある意味究極の決断であった事だろう。

この映画の原作になった<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022503866?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4022503866">ヒトラーの贋札 悪魔の工房</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=4022503866" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />の作者はサポタージュを続けるべきとした<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC" target="_blank" title="Wikiのアドルフ・ブルガー氏を別ページで開きます">アドルフ・ブルガー氏</a>だ。実際に強制収容所でどのような事が起きていたのだろうか。原作は読んでいないが彼はこのときのサリーの決断をどのように思ったであろうか？]]>
   </content>
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   <title>見た事の無いCGと実写の合成</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/05/cg.html" />
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   <published>2008-05-15T05:49:35Z</published>
   <updated>2008-08-29T13:03:22Z</updated>
   
   <summary>クローバーフィールドが何を言わんとしている映画かは判らないが、CGと実写の合成という面では全く新しい局面を切り開いたと思う。合成技術では歴史に残る映画となるであろう。</summary>
   <author>
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         <category term="クローバーフィールド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/HAKAISHA" target="_blank" title="Wikiのクローバーフィールドを別ページで開きます">クローバーフィールド</a>のすごいところはなんと言ってもCGと実写の合成技術の高さだろう。
ハンディカメラを意識したわざと手ブレの多い画像に、非常にリアルにCGが合成されている。
おそらく、計算し尽くした上のカメラの視線の高さと画角が、実際に現場にいて走り回っている感覚を十分に味あわせてくれる。
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF" target="_blank" title="Wikiのキューブリックを別ページで開きます">キューブリック</a>の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88" target="_blank" title="Wikiのフルメタルジャケットを別ページで開きます">フルメタルジャケット</a>で使われている<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%A0" target="_blank" title="Wikiのステディカムを別ページで開きます">ステディカム</a>によるブレの無い映像が、あくまで幽霊のように第三者的に兵士の背中を追いかけるのとは対照的に、カメラの動きがいやでも実際に人間が構えて走り回っている事を見せつけている。必死で逃げ回っている印象がダイレクトに伝わってくる。
その上で、ぶれた映像に非常にリアルにCGが合成されている。
最近の映像は至る所にCGが使われているが、この<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/HAKAISHA" target="_blank" title="Wikiのクローバーフィールドを別ページで開きます">クローバーフィールド</a>の合成は技術的ブレークスルーを起こしてしまったのではないだろうか。
DVDが発売されればこのあたりの技術的側面も特典映像で見ることができるかもしれない。楽しみである。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=dvd-jp&search=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" border="0" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>
]]>
      <![CDATA[<h2>距離感、スケール感が見事に合体</h2>

カメラの画角と仰角が距離感とスケール感を見事に描いていると感じた。
冒頭の自由の女神の頭部が飛んでくる場面や、橋を破壊される場面、ヘリの中からマンハッタンのビル街を破壊しながら移動する場面など、今までに無いスケール感と距離感（これが上手なのでスケール感が生きてくる）が味わえる。巨大モンスターの大きさが非常にリアルに伝わってくるのだ。
モンスターが暴れ回るマンハッタンからようやくの思いでヘリで脱出できると思った瞬間、ビルの陰からモンスターの手？が現れ叩き落とされるシーンなどは、モンスターの巨大さとそれに見合った距離感が見事に表現されている。いままでの映画では見ることができなかった映像だ。

<h2>破壊されるビル群</h2>

何の目的を持っているのか全く判らないモンスターは、移動しながらマンハッタンのビル群を破壊していくのだが、その壊れ方も非常にリアルだ。
商店に逃げ込んだ後、粉塵が道路を覆い尽くすシーンは例えは悪いが、9.11の貿易センタービルの倒壊の様子を思い出す。違いはモンスターが通り過ぎる足音と叫びが聞こえる点だ。
日が明けて、モンスターの全貌が明らかになり、見るからにおぞましい（嫌悪感を覚えるような）容姿で戦闘機や爆撃機の攻撃を受けながらも意に介せずにビル群を破壊して移動していくシーンも、ビルから降り注ぐガラスの破片や、崩れ落ちるコンクリートの破片が今までに無いリアルさで描かれている。すべてCGなのか、マペットとの合成なのか判らないが、あまりにも鮮明しすぎてすごすぎる画像だ。
ストーリーはともかく、合成技術の面では歴史に残る映画となるであろう。]]>
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   <title>これは映画と呼べるのか？クローバーフィールド</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/05/post_41.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.445</id>
   
   <published>2008-05-13T04:42:45Z</published>
   <updated>2008-08-29T13:02:40Z</updated>
   
   <summary>クローバーフィールドは今までに無い全く新しいジャンルの映画となるかもしれない。何らかの感動や主張を盛り込んだ従来の映画とは全く異なる映画だ。もはや映画とは言えないかもしれない。</summary>
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      <name></name>
      
   </author>
         <category term="クローバーフィールド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/cloverfield.jpg" height="477" width="460" alt="クローバーフィールド" title="クローバーフィールド" />
遅ればせながら<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/HAKAISHA" target="_blank" title="Wikiのクローバーフィールドを別ページで開きます">クローバーフィールド</a>を見てきた。
斬新な映像だと素直に思うが、はたしてこれは映画と言える物なのだろうか。
映画館で上映しているので確かに映画であるが、映画という表現手段を使った映画以外の『何か』と感じた。どうにもうまく説明できないが今までの映画というジャンルからはみ出ていると思う。

明確なテーマがあるわけでもなく、一台のビデオカメラを通して見た2008年5月22日に起きた事を映し出しているだけだ。
確かに新しい手法だと思うが、訴える物が無い。圧倒的な力の前に置かれた無力な人間を描いている訳だが、非常にリアルな映像であるにもかかわらず当事者の一方的な視線で描かれているので、物語性が無いのでどうにも感動がない。
2008年5月12日（月）：<a href="http://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html" target="_blank" title="ユナイテッドシネマ札幌を別ページで開きます">ユナイテッドシネマ札幌</a>10番スクリーン

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=13&l=st1&mode=dvd-jp&search=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&fc1=000000&lt1=&lc1=3366FF&bg1=FFFFFF&f=ifr" marginwidth="0" marginheight="0" width="468" height="60" border="0" frameborder="0" style="border:none;" scrolling="no"></iframe>
]]>
      <![CDATA[<h2>映画の新しいジャンルとなるか？</h2>

この一歩間違えばただのホームビデオの垂れ流しのような手法は、それに適したテーマがあれば映画の新しいジャンルとして定着するかもしれない。
しかし、非常にインパクトの強い映像になっているにもかかわらず、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/HAKAISHA" target="_blank" title="Wikiのクローバーフィールドを別ページで開きます">クローバーフィールド</a>とは何かという事が全く語られていないために、そこから先に進むことができない。
確かに未知の生物との戦い、あるいは侵略と言う事は判る。だが残念な事に全くと言ってよいほど画像の説明が無いので、ある壮大な歴史的大事件の長大な予告編を見せられている気がするのだ。
結局最後まで長々と続く予告編を見せられているという感覚から抜け出る事が無く、映像が唐突に終わってしまう。見ていて非常に消化不良に陥る映画だ。
何か映画を通じた心理実験か群集心理の実験台にされているようにも思える。

このような演出の仕方こそがこの映画の最も重要な側面かもしれないが、映画として見たときに感動が無いのである。どうにもつかみきれない作品だ。
強いて言えば疑似体験映像とでも言えば良いのだろうか。

一つだけ気になったのは、巨大モンスターと小型モンスターの組み合わせが、<a href="http://gamera.jp/archive/index_history.html" target="_blank" title="ガメラ公式ページを別ページで開きます">平成ガメラ</a>の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%83%A92_%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%82%AA%E3%83%B3%E8%A5%B2%E6%9D%A5" target="_blank" title="Wikiのレギオン襲来を別ページで開きます">レギオン襲来</a>を思い出してしまった。脚本のドリュー・ゴダードはレギオンを知っていたのだろうか？]]>
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   <title>パワードスーツ登場、ST3</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/05/st3.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.441</id>
   
   <published>2008-05-07T05:08:20Z</published>
   <updated>2008-05-13T07:05:45Z</updated>
   
   <summary>スターシップトゥルーパーズ3（ST3）がついに公開。ロバート・ハインライン原作のシリーズもついに3作目となった。今回はいよいよパワードスーツが登場する。楽しみだ。</summary>
   <author>
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   </author>
         <category term="楽しみな映画" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[2008年5月7日（水）
<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/st301.jpg" height="434" width="460" alt="スターシップトゥルーパーズ3" title="スターシップトゥルーパーズ3" />
この<a href="http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/starship3/" target="_blank" title="スターシップトゥルーパーズ3を別ページで開きます">ST3</a>というタイトルだけで<a href="http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/starship3/" target="_blank" title="スターシップトゥルーパーズ3を別ページで開きます">スターシップトゥルーパーズ3</a>と判った方は失礼ながら相当にいかれていると思う。もちろん私も含めてだが。
そうなのだ、ついにこのシリーズは3話目まで出来たのだ。しかも待ちに待ったパワードスーツが登場するのだ。
ようやく<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3" target="_blank" title="Wikiのロバート・A・ハインラインを別ページで開きます">ロバート・A・ハインライン</a>の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%A3%AB" target="_blank" title="Wikiの宇宙の戦士を別ページで開きます">『宇宙の戦士』</a>に出てくるパワードスーツにお目にかかれそうだが予告を見る限り『宇宙の戦士』の挿絵とはかなり違うようだ。どちらかというとロボコップ2に似ている。まあそこは良しとしよう。あの挿絵は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E7%9B%B4%E4%B9%8B#.E3.83.91.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.B9.E3.83.BC.E3.83.84" target="_blank" title="Wikiの加藤直之を別ページで開きます">加藤直之氏</a>のオリジナルだから、いつか再びサンライズのOVAのようにどこかが作り直してくれるのを期待しよう。
映画のチラシによると『すべてが、前作の３倍！』とのコピーがあるので、いったいどれだけのバグズが出てくるのか想像不可能。イラッとしたときに見てガス抜きするのにいいかもしれない。
札幌では2008年7月19日（土）札劇で公開。もちろんR-15。]]>
      <![CDATA[<h2>映画としては超B級だが、原作はSFの傑作</h2>

原作の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3" target="_blank" title="Wikiのロバート・A・ハインラインを別ページで開きます">ロバート・A・ハインライン</a>の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%A3%AB" target="_blank" title="Wikiの宇宙の戦士を別ページで開きます">『宇宙の戦士』</a>はSFの傑作だ。
いかにもハインラインらしいSFであるが、内容は至ってまじめだ。はっきり言って映画とは相当に異なる。結構ぶあついが機会があったらぜひ読んでいただきたい。

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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=moviemysappor-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4150102309&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=F7F7F7&bg1=F7F7F7&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

楽天ブックスはこちらから
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<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3" target="_blank" title="Wikiのロバート・A・ハインラインを別ページで開きます">ロバート・A・ハインライン</a>の入門としては肩肘張らずに読めると思う。
1959年という冷戦まっただ中に書かれ、翌年のヒューゴー賞受賞作品である。
戦争、平和、自由についての一つの見方を提示してくれるすばらしい作品である。
もう一つ忘れてはいけない事は、この『宇宙の戦士』の挿絵だ。ちょっとレトロな感じがするが、ガンダムをはじめとするモビルスーツの原点になったといっても過言ではない。
絵を描いた<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E7%9B%B4%E4%B9%8B#.E3.83.91.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.B9.E3.83.BC.E3.83.84" target="_blank" title="Wikiの加藤直之を別ページで開きます">加藤直之氏</a>は今でもハヤカワSFや創元推理文庫の表紙を飾ることがあるのでSF好きなら一度は目にしたことがあるはずだ。
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E7%9B%B4%E4%B9%8B#.E3.83.91.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.B9.E3.83.BC.E3.83.84" target="_blank" title="Wikiの加藤直之を別ページで開きます">加藤直之氏</a>の私のお気に入りは<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/448866301X?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=448866301X" target="_blank" title="Amazonの星を継ぐものを別ページで開きます">星を継ぐもの (創元SF文庫)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=448866301X" width="1" height="1" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />だ。いい雰囲気が出ていると思う。
<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/hogan01.jpg" height="485" width="460" alt="星を継ぐもの" title="ジェイムズ・P・ホーガンの星を継ぐもの" />]]>
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   <title>何とも重苦しいノーカントリー</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/05/post_40.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.439</id>
   
   <published>2008-05-02T06:33:35Z</published>
   <updated>2008-08-29T13:06:55Z</updated>
   
   <summary>第80回アカデミー賞で最多4部門受賞作品『ノーカントリー』。1980年代の殺伐としたアメリカが描かれている。重苦しい映画であるが傑作だと思う。</summary>
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      <name></name>
      
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         <category term="ノーカントリー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<img src="http://www.movie.my-sapporo.com/img/nocountry01.jpg" height="486" width="460" alt="何とも重苦しいノーカントリー" title="ノーカントリー" />
原題は『No Country for Old Men』（邦訳：老人の住む国にあらず）で何とも殺伐として重苦しい映画である。
殺し屋アントン・シガーは映画のチラシによると<q>ハンニバル・レクター以来映画史上最悪の死の運び屋</q>と紹介されているが、ハンニバルとは背景が全く異なっており、ノーカントリーには美的な所や、修飾的な所はみじんも出てこない。老人には心休まらない救いようの無い殺伐としたシーンが続く。
原作は<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC&tag=moviemysappor-22&index=books&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank" title="Amazonのコーマック・マッカーシーを別ページで開きます">コーマック・マッカーシー</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />の<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4594054617?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4594054617" target="_blank" title="Amazonの血と暴力の国を別ページで開きます">血と暴力の国 (扶桑社ミステリー マ 27-1)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=4594054617" width="1" height="1" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />である。
DVDは<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001APXBUA?ie=UTF8&tag=moviemysappor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B001APXBUA">ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=moviemysappor-22&l=as2&o=9&a=B001APXBUA" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />である。
2008年4月30日、札幌劇場]]>
      <![CDATA[<h2>殺伐とした映像の奥にあるもの</h2>

このノーカントリーのような小説と映画を生み出す1980年代のアメリカはいったい何があったのだろうか。あまりにも殺伐として救いようが無い。
猟の途中、偶然にも失敗した麻薬取引の現場を知ることになったルウェリン・モス（ジョシュ・ブローリン）がとった行動にもそれは現れている。周りを警戒し慎重に近づくが、それはどこかにあるはずの大金が目当ての行動だ。大金があれば最初から警察に通報する事もせず、くすねて逃げ回るような時代、それが1980年代のアメリカの世界だったのだろうか。

映画としてはとっても良くできていると思う。
目的のためには雇い主を殺す事もためらわない独自の思考で行動する殺し屋シガー。長年警察官をやっているが、突然起きたシガー（ハビエル・バルデム）の起こした連続殺人で疲れてしまい警官を辞めるエド・トム・ベル（トミー・リー・ジョーンズ）、もうちょっとでシガーから逃げられたかもしれないのにビールの誘惑に負けて殺されたモス（ジョシュ・ブローリン）など、俳優陣もすばらしい演技だと思う。
しかし、第80回アカデミー賞で最多の4部門を受賞したにもかかわらず、見た後に残る後味の悪さというか切れ味の悪さはどういう訳だろうか。過ぎ去ってしまった1980年代のアメリカの事は調べればいろいろな事がわかるが、ベトナム戦争終了後（1975年）のアメリカ世相は一つの時代が終わり新たな時代へと替わりつつあるあった時代で相当に揺れ動いていたと思う。
ベトナム戦争の前後で決定的なジェネレーションギャップができてしまったのかもしれない。それを考えると原題の『No Country for Old Men』（邦訳：老人の住む国にあらず）の意味が何となく分かるような気がする。
エンディングが近くなってきた頃の警察官ベルと別の老警察官の会話にそれが凝縮されている。]]>
   </content>
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   <title>押井守のスカイ・クロラ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.movie.my-sapporo.com/2008/04/post_39.html" />
   <id>tag:www.movie.my-sapporo.com,2008://2.426</id>
   
   <published>2008-04-22T02:26:41Z</published>
   <updated>2008-04-22T06:07:11Z</updated>
   
   <summary>イノセンス以来の押井守監督作品スカイ・クロラ。キルドレ、戦争企業体、戦闘機散香など森博嗣氏原作作品をどのように映像化するのか大変楽しみな作品である。</summary>
   <author>
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         <category term="楽しみな映画" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.movie.my-sapporo.com/">
      <![CDATA[<a href="http://www.oshiimamoru.com/" target="_blank" title="押井守の公式ページを別ページで開きます">押井守</a>の久しぶりの新作である。
原作は総著作発行部数累計960万部という驚異的な出版部数を誇るベストセラー作家･<a href="http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/" target="_blank" title="森博嗣の公式ページを別ページで開きます">森博嗣</a>氏による人気シリーズ。
オヤジが特に気にしているのが、このシリーズの中心人物「草薙水素」。
原作はすべて読んだのでストーリーは判っているが、映画の中でキルドレの彼女をどのように描くかが大変気になる。
あともちろん戦闘機「散香」だ。この散香はデザインが太平洋戦争末期に旧日本海軍が試作機1台のみを完成させた「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB" target="_blank" title="Wikiの震電を別ページで開きます">震電</a>」と大変よく似ている。
スカイ・クロラの中の散香は軽量で運動性能の高い格闘専用戦闘機という位置づけで、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB" target="_blank" title="Wikiの震電を別ページで開きます">震電</a>のような局地戦用戦闘機とは性格が異なるが、もし<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB" target="_blank" title="Wikiの震電を別ページで開きます">震電</a>が実戦配備されていたなら<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/B29" target="_blank" title="WikiのB29を別ページで開きます">B29</a>を相当手こずらせることができたであろう。]]>
      <![CDATA[<h3>キルドレの草薙水素</h3>

スカイ・クロラに登場するパイロットはほとんどが「キルドレ」と呼ばれる遺伝子操作された人間である。
外見は10代前半から後半のままで、年をとっても変わらない。そのため肉体的な老衰で死ぬ事が無い。しかしその代償として過去の記憶を忘れがちになる。ようするに永遠の生命があるにもかかわらず刹那的に生きているのだ。
スカイ・クロラはそのような彼らをパイロットとして使い、戦争をショーとして成り立たせている戦争企業体が企業活動をしている世界を描いている。

そのパイロットの中でも元エースパイロットだったのが草薙水素だ。
原作では物語が一人称で常に「僕」と語られるところがあったりして名前はおろか性別も判らないように進むところもあり、<a href="http://www.oshiimamoru.com/" target="_blank" title="押井守の公式ページを別ページで開きます">押井守</a>がいったいどのように映画化するのか大変興味がある。

<h3>戦闘機散香</h3>

スカイ・クロラの世界では戦争は企業活動であるので、陸地を奪い合う陸軍は出てこない。キルドレのパイロットが空中戦を永遠に繰り返しているのだ。
その中で草薙水素がエースパイロットになったのは戦闘機散香の軽快な運動性能によるところが大きい。
太平洋戦争末期、レシプロエンジンではそろそろ速度の限界が見えてきた頃、ジェットエンジンが実用化されるまでの短い間に旧日本海軍が作ったのがプロペラが後ろ側にある<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB" target="_blank" title="Wikiの震電を別ページで開きます">震電</a>だ。
この<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB" target="_blank" title="Wikiの震電を別ページで開きます">震電</a>はB29の迎撃のために設計されたため、30mm機関砲4門という重武装でありながら当時のレシプロエンジン機の限界ともいえる最大速度750km/h、上昇限度12,000mを目標としていた。
試作機1機が終戦間際の8月2日（3日の説もあり）に初飛行したのみで終戦を迎えたまさしく幻の戦闘機である。

スカイ・クロラの散香はこのような爆撃機の迎撃を目的としておらず、あくまで企業活動としての空中格闘専用の機体として登場する。エンジンを後方に搭載しているために、操縦席前方のスペースに武器を搭載できるため、主翼内に重たい機関銃を装備する必要がなく、軽快なロール性を持っているとされている。
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB" target="_blank" title="Wikiの震電を別ページで開きます">震電</a>とは異なる性格の散香であるが、<a href="http://www.oshiimamoru.com/" target="_blank" title="押井守の公式ページを別ページで開きます">押井守</a>がはたしてどのような空中戦の映像を見せてくれるのか大変興味のあるところである。
予告編を見る限りではさすが戦闘妖精雪風のプロダクション I.Gが制作しているだけあって、少しだけであるが戦闘シーンも見ることができる。

一度も実戦をする事の無かった<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB" target="_blank" title="Wikiの震電を別ページで開きます">震電</a>を連想させる散香がどのような戦闘シーンを演ずるのか大変興味がわく。
公開が待ち遠しい映画である。

<a href="http://sky.crawlers.jp/index.html" target="_blank" title="カイ・クロラオフィシャルサイトを別ページで開きます">スカイ・クロラオフィシャルサイトはこちらから</a>]]>
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   <title>ハンニバルの本領発揮、脳を食する</title>
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   <published>2007-08-09T02:49:13Z</published>
   <updated>2008-04-29T07:39:44Z</updated>
   
   <summary>原作と映画であまりに異なる結末。ハンニバルとクラリス・スターリングの関係は今後どうなるのであろうか？</summary>
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      原作からクラリスの事を根に持ち続けているクレンドラーに対するハンニバルの態度からある程度は予想されていたが、映画のシーンはさすがに度肝を抜かれた！
頭蓋骨を切開している時の電動のこぎりの音に混じって