グロさNO.1、遊星からの物体Xファースト・コンタクト
2012年8月13日(月)
チラシも前作を踏襲?遊星からの物体Xファーストコンタクト
これは期待していた通り、最強のグロさだ。
30年も前の前作の遊星からの物体Xも見たときは相当な衝撃だった。むしろ前作のほうが今よりショッキングな表現と感じた。前作の
シェパードシベリアン・ハスキーの変身?シーンは、現代ではいくら本物ではないといえ、動物愛護団体などから確実にクレームが来るだろう。
ストーリーはほぼ前作通りの展開で、妙に安心して見ることができた。もちろん、犬のシェパード?シベリアン・ハスキーも登場する。最後はシェパードになりすましたエイリアンがアメリカの基地に向かい前作とつながるのだ。
改めて前作をLDで見ると、"ファーストコンタクト"の作りの良さがよく分かる。映画ファンの中でも遊星からの物体Xを何回も見る人たちはかなり少ないと思うが、ネタ切れのやたら続編が出る作品より、こちらのほうがはるかに良質であることは支持してもらえると思う。
ここまで作ってしまったなら、ぜひ、生き残った3人(前作と今作合わせて)のその後を作ってもらいと思う。
ところで、このエイリアンの真の姿は一体どのようなものなのだろうか?
細胞レベルで同化してしまう能力があるので、オリジナルの姿はないのかもしれない。もしかしたら、敵の星を滅ぼすバイオ兵器なのだろうか。
一応宇宙船が南極に墜落した設定だが、そんな宇宙船を作れるテクノロジーも同化した別の種族のものだろう。
このへんの謎解きも含めて次作に期待したい。ただ、何年先になるのやら。
それにしてもこの作品を見たのは月曜日の午前中で、天候は雨。映画館で傘を持ち込むというのはかなりコンディションが悪い日。その割にはほぼ7割がた席が埋まっていた。
非常にショッキングな映像が続く作品なので、他のお客さんは前作を知っているのだろうかと思ってしまった。
ガチな物体Xファンが本当に多すぎると逆に映画の将来が心配になってしまうのだけれど。
ファーストコンタクトがビデオ発売された時に、連続で見るのもかなりすごい体験になるだろう。
犬種には全く疎いので、シェパードと勘違い。訂正しました。
ディノスシネマズ札幌劇場:5番スクリーン