プレデターズ、迫力不足でイマイチだった
第1作の衝撃の登場で、エイリアンと人気を二分するプレデターのシリーズ3作目だ。
エイリアンVSプレデターのシリーズも勘定に入れれば5作目となる。
だが、予告を見る限りプレデターの本能とでもいう『狩り』を真正面からとらえた作品としてかなりの期待を持たせていたが、いざ本編を見ると残念ながら非常につまらない作品となってしまった。
その原因を何点か考えてみると、プレデターの相手をする人間の選択は第1作目並みに強者を集めたが、残念ながらまとまりが無く、烏合の衆であった点。
次に、プレデターの装備が貧弱でどこぞの流れ者風に描かれていた点。
そしてなんと言っても圧倒的な強さが感じられなかった点にある。
狩られる側の人間についてはそれなりの役者をそろえていたが、メタボ腹のローレンス・フィッシュバーンなど、どうしてあれで生き延びられたのか?と思うキャスティングで相当にテンションが下がってしまった。
まともに戦えるのはスナイパーの女兵士と勝手にリーダーぶった傭兵だけで、残りはただの殺し屋的に描かれており、あれでは第1作目のプレデターが相手だったらまず勝ち目はなかったであろうと考えられる。
プレデターの装備であるが、どうにも貧弱で、正規?のプレデターには見えなかった。
なんだか村八分にされ、最低限の装備を与えられて流刑にでもあったようだ。
装備という点ではエイリアンVSプレデターの方がはるかに良かったように感ずる。
そして決定的なのは、肝心のプレデターが弱すぎる点だ。
1作目、2作目のようなしぶとさが無く、やられ方が淡白すぎる。
特にヤクザと戦ったプレデターはどうしようもない。ほとんど見せ場もなく相打ちでやられてしまった。
最後まで残った親分クラスも思慮が足りないというか、あっさりと人間の術中にはまってしまっている。
どうもプレデター達がいる惑星は、母星では落第してしまった者たちの再教育キャンプのように見えてしまう。
ストーリーもメリハリが無く、緊張感に欠けており、歴代プレデターシリーズの中では一番出来が悪いと感じた。
今晩は口直しにエイリアンVSプレデターズを見たくなる気分だ。
2010年7月28日(水):札幌シネマフロンティアシアター10




