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アメリカばんざい、戦争に懲りない国

藤本幸久監督、アメリカばんざい
アメリカばんざい

世界の警察を自負するアメリカの戦争がどのような犠牲の上に成立しているのかをこの映画は映し出している。
戦争の犠牲となった兵士達に対する丁寧なインタビューで現代の戦争がもたらす悲惨な状況をしっかりと描いた優れたドキュメンタリーだ。

だが素直なところどうにも合点が行かない。映画の内容ではなくアメリカという国だ。
アメリカ人は自分たちの国が延々と戦争を続けている事を知っている。戦争の悲惨さを表現した映画も山ほど作っている。戦争がもたらす悲劇については当然知っているはずだ。
その彼らがなぜ志願して戦場に行くのかどうしても理解出来ない。

彼らの多くは志願する理由が経済的問題だ。(大学卒業までのあと一年の学費を稼ぐためなど)
そして身も心も傷つき帰還してくる。だが兵士となる理由であった経済的問題は何ら解決されていない。軍隊で教え込まれる人殺しの技術は帰還しても何の役にも立たず、身も心もぼろぼろで、彼ら自身の状況は兵士になる前より悪化している。
だがあえて言いたい。君らは今まで延々と繰り返してきた戦争から何を学んでいるのだ?
ちょっとでもそこに考えを巡らせば決して志願などしないはずだし、本当に他に選択肢が無かったのか?殺人兵器以外の選択肢は必ずあったはずだ。
さらに最悪なのは彼らの親の世代だ。
兵士の母親は子供の頃から毎年撮影した写真を見せ、軍服を着た姿の写真を指差し『悲しい目をして別人のようだ』と平然と言う。
あなた方はそこまで戦争に無知なのか?なぜ志願するのを止めさせなかったのだ。

この映画を見るとアメリカという国に全く絶望的になる。
自分たちの過去には『見ざる、聴かざる、言わず』で、いざ負傷して帰国した後は平気で国の言っている事は嘘ばかりだとわめく。
当然の報いだと言いたい。
監督がこの映画を作るきっかけとなった『米兵とは何か』という疑問については自分なりの答えを見いだした気がする。

2008年8月28日(木):かでる2・7ホール

藤本幸久監督の新聞記事

藤本幸久監督、アメリカばんざい
北海道新聞8月20日朝刊3面に掲載

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アメリカばんざい
イラク戦争開戦から5年を経過したアメリカでは、未だに、大勢の若者たちを世界各地の戦場に送り出しています。兵士として送り出された若者たちのその後を追ったドキ... [詳しくはこちら]

送信元 » シネマ大好き より
アメリカばんざい crazy as usual
ドキュメンタリー映画「アメリカばんざい crazy as usual 」の上映会に参加した。 イラク戦争で息子を失くした母親、心や体に傷を負った帰還... [詳しくはこちら]

コメント (2)

投稿者:山崎さん コメント時刻:2008年09月20日 07:56
サイト:サイトなし

おはようございます、ピースムービーメント実行委員会の山崎です。

下記の上映&トークを企画しました。

心の底から、全ての方々にぜひとも見ていただきたいと思った映画です。

京都では初上映の映画です。

ぜひぜひご参加をお願いします。

(※マガジン9条:雨宮処凛さんの『「生きづらさについて」』と「アメリカばんざい」の巻も、ご参照ください。)
http://www.magazine9.jp/karin/080730/080730.php


・・・・以下転送転載大歓迎・・・・・

■上映&トーク
  『アメリカばんざい』上映&トーク
●日 時:2008年10月11日(土)午後6時25分~9時10分頃(開場6時20分)
・6時25分~8時25分『アメリカばんざいcrazy as usual』上映
            (2008年/日本/DV/120分 )
     公式HP http://www.america-banzai.com/

・8時30分~中井信介さんのお話
  『アメリカばんざい』の撮影クルーのお一人の中井信介さんに、撮影に参加された時のお話や、この映画への思いなどを、お話していただきます。

・質疑応答   ・意見交流(予定)
(9時10分頃終了予定)

●会 場:ひと・まち交流館京都 3階 第4・第5会議室
京都市下京区河原町五条下がる東側
案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 京阪「五条」駅下車徒歩8分/地下鉄烏丸線「五条」駅下車徒歩10分
 会場TEL:075-354-8711

●参加費:1000円

●主催:ピースムービーメント実行委員会
    アムネスティ京都グループ

●お問い合わせ:
TEL:090-2359-9278(松本)
 E-mail:ANC49871@nifty.com(山崎)

※予約制ではありませんので、なるべく早めに直接会場へお越しください。

●映画の紹介
▼公式HPはこちらから
http://www.america-banzai.com/

ホンモノのブートキャンプはこれだ! そこはダイエットの場ではない! 正しい兵士を作る場所!

『アメリカばんざい -crazyas usual-』は、ドキュメンタリー作家の藤本幸久が“戦争の入口と出口”を追ったドキュメンタリーだ。 2005年に「Marines Go
Home~辺野古・梅香里・矢臼別』を完成させた藤本は、取材を通じて多くの若いアメリカ兵と知り合った。「彼らはどこから来て、なぜ兵士になったのか?」。その疑問を追い求めるため、2006年7月から2008年4月にかけ、7回にわたって渡米。のべ200日間に及ぶアメリカでの取材・撮影を繰り返し、本作を完成させた。

2008年3月20日、イラク戦争は開戦5周年を迎えた。そんな中、「イラク戦争NO!」と声を上げるアメリカ人も増えている。
これまでいずれの戦争でも他国を戦場にしてきたアメリカで、本当の戦争を知っているのは兵士だけである。
イラク開戦時とは異なる今のアメリカの変化を生み出す契機となったのは、現役兵士や帰還兵、その家族達の命がけの「NO」だ。それ故に、アメリカは新兵獲得に躍起になっている。テレビでも映画館でも宅配ピザの箱でも「軍隊に入ろう」のキャッチコピーが踊っている。
そして、その矛先の多くは、貧困層に向けられる。
兵士になる名目は「志願」だが、その実態は格差社会がもたらす「貧困徴兵制」。

軍事大国アメリカの真実の姿は、日本に生きる私たちとも決して無縁ではない。


監督:藤本幸久
インタビュアー:影山あさ子
ナレーション・プロデューサー:小林三四郎
撮影:栗原良介/中井信介
音楽:川端潤
配給:森の映画社/太秦

●中井信介(なかい しんすけ)さんのプロフィール
ビデオ・ジャーナリスト。1967年生まれ。1993年より、フィリピンや「北方領土」などの民衆の暮らしを取材し、新聞、雑誌、ニュース番組の特集などで報道する。1996年、第1回アジアウェーブ賞受賞。
 2004年、フィリピンの米軍演習場跡地に暮らす不発弾被害者を描いたドキュメンタリー映画「クアリ」を制作(2006年、ソウル人権映画祭に出品)。
 近年は、韓国の平澤米軍基地の拡張問題を取材。RKB毎日放送制作「テチュ里の灯火」撮影。短編ドキュメンタリー「がんばれ! ファンセウル」制作(国際人権教材奨励事業AWARD2006受賞)。
2007年『アメリカばんざい』の撮影を一部担当されました。

中井信介さんのHP http://homepage3.nifty.com/tewatashipress/

●映画へのコメント
心の傷とは、静かな声で、かろうじて語られるものだ。カメラがそれを受けとめるクッションになる奇跡の瞬間、地獄の縁をのぞきこむ番が、わたしたちに回ってくる。
(池田香代子・翻訳家)

「戦争」とは、「大学に行きたい」という夢を持った10代の若者に、人を殺させることなのだ。そしてその「貧困による徴兵」は、この国の近い未来の風景と重なるのはわたしだけだろうか。(雨宮処凛・作家)

●○────────────────────────○

※スタッフ募集!!
ピースムービーメント実行委員会は、映画を通じて平和について考えようという趣旨で、個人有志で、上映会(&講演の時もあり)をこの5年で40作品余りを企画してきました。
企画・広報スタッフ・当日スタッフを常時大募集しております。
ご協力願える方は、上記問合せ先にご連絡ください。

●○────────────────────────○

投稿者:管理人NAOさん コメント時刻:2008年09月20日 10:06
サイト: http://www.movie.my-sapporo.com/

山崎様、コメントありがとうございます。
『アメリカばんざい』京都で上映ですね。残念ながら札幌からは遠すぎます・・・。
でも一人でも多くの人達にこの映画を見てもらい、バカブッシュに代表されるアメリカの戦争の実態を知ってもらいたいです。

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