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誰もが感じている閉塞感を打ち破るヒーローの誕生

日々流れる、もういい加減にしてくれ!と怒鳴りたくなるようなニュースの嵐。
「ザ・シューター」はそんな行き詰ったような日常生活の中で久しぶりに「ようやった!、あんたは偉い!」と拍手喝采の映画である。
しかし本当に今の社会は、国はいったいどうなってしまったのであろうか?
いろいろ言いたいことがあるが、一つ確かと思われるのは「アメリカ的価値観」の強引な押し付けがその底流に流れているのではないだろうか?
競争原理、利益至上主義、効率至上主義、これらは果たして本来人間が追求すべき事柄なのであろうか?

人は信ずるものを糧に今日を生きている

おそらくザ・シューターの主人公ボブ・リー・スワガーは己の国の正義を信ずる人間であろう。
信ずることができる正義があるから危険な任務も厭わず、仲間が犠牲となっても自分の至らなさを攻めるタイプの人間だ。
そんな真面目な人間が利用されたと判ったとき、自分が信じてきたものとはまったく正反対の方向へ利用されたと気がついたとき、彼の世界観は根底から崩れ落ち、新しい自分を再構築しなければならなくなる。
銃弾を発射できない状態の自分の銃から発射された弾丸により、エチオピアの大司教がアメリカ大統領暗殺未遂の犠牲者として殺害され、それがコングロマリットの利益追求のためと知ったとき、スワガーにそれが起きたのではないか?
それがきっかけとなり、それまで確固とした現実があいまいな不安定な物となり、信ずるものが己の信念のみとなった新しいスワガーが誕生した。

スワガーのような存在は過去の映画にも多数出てくるが、決して無軌道に突っ走ることなく自分の正義を認めさせるところが今までにないキャラクターである。
自分が相手にしているのが個人の力ではいかんともしがたい巨大コングロマリットだとしても、果たさねばならない正義が自分の側にあると信じたとき、自分の身をFBIに差し出したときにそれが現れている。
射撃ができない状態の銃という明確な証拠がすべてをものがたり、関係者トップの眼前で自身の身の潔白を証明し、なおかつ、巨悪の存在を証明したのである。

生まれ変わったスワガーはすでに誰のためでもなく、自身の信念を貫くまさしく孤高のスナイパーとなり、一人巨大コングロマリットに立ち向うのだ。誰の手も借りずに。

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