ハンニバル
映画史に残る狂気の天才医学博士ハンニバル・レクター。
「ハンニバル」では前作「羊たちの沈黙」後のハンニバル・レクター博士が独房の中ではなく生き生きとして知的に、活動的(若干若返ったように)に描かれている。
監督のリドリー・スコット独特の深い色合いとともにイタリアでのシーンが実に美しく描かれており、映像美を堪能できるシーンが多い。
なぜハンニバル・レクターに憧れるのか?
前作「羊たちの沈黙」以降ハンニバル・レクター博士はダンテ研究者のフェル博士としてイタリアのフィレンツェに潜伏していた。
そこでレクター博士は知的欲求を満足させるためにカッポーニ文庫の司書になるべく前任者を殺害したが、捜査を担当したパッツィ刑事に正体を見破られてしまう。
しかし、事態を察したレクター博士はパッツィ刑事より一足早く行動し殺害してしまう。
このあたりの一般常識、倫理観などに全くとらわれずに100%自己中心的な行動を何の躊躇もなく素早く完璧に行ってしまうところが凡人が密かに憧れる狂気の天才レクター博士の魅力ではないだろうか?




