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カオス・ポイント、持続可能な世界のための選択

「カオス・ポイント、持続可能な世界のための選択」は序文がオヤジの好きなアーサー・C・クラークが書いていると言う単純な好奇心で読み始めたのであるが、現在感じている漠然とした不安を明確に指摘しており、今から自分自身を変えなければとんでもない未来が待っているという危機感を訴える内容になっている。
この「今から自分自身を変えなければ」というところが映画「不都合な真実」と妙に一致しており、この映画に共感を覚えた方にはぜひ一読をお勧めする。

2012年に訪れるカオス・ポイント

「カオス・ポイント」は世界賢人会議「ブタペストクラブ」の主宰者であるアーヴィン・ラズロ氏による2012年に訪れるであろう転換期(カオス・ポイント)について語っている。ラズロ氏によると過去の様々な事例の研究から、今までと異なる新しい理論、新しい倫理を持って現在抱えている問題解決にあたらなければ2012年を境に世界は逆戻りのできない混沌とした混乱状態に陥る(ブレークダウン)か、諸問題を解決し過去と決別した新しい世界に進むか(ブレークスルー)かのいずれかの状態になると警告している。
はたして2012年にオヤジを取り巻く環境はどのようになっているのであろうか?

現在のシステムでは継続不可能なことの証明

「カオス・ポイント」の第三章では現時点ではこのまま継続、発展できるように思えているシステムについて事例を挙げながら問題点を指摘している。
この章ではそれらを「経済的な持続不可能性」、「過剰消費の誤謬」、「社会的な持続不可能性」、「生態系的な持続不可能性」、「自然環境の悪化を示す証拠」の5つについて具体的な数字を挙げて明確に説明している。
オヤジはこの章を読むだけでもこの先が一気に不安になるほどである。日本人としてのオヤジはアメリカほどでないにしろ、あらゆる面(生活水準、消費エネルギー)で世界平均を上まっており、継続不可能なシステムに加担していることをいやというほど思い知らされる。

それでもまだ解決策はある

「カオス・ポイント」ではただ単に問題点を挙げるだけではなく、解決のための方法を個人のレベルから実践することを述べている。
第七章では「今、あなたにできること」として「特に危険な考え方」、「あなたの世界を思い描き、その実現に向けて行動せよ」など7項目について述べている。
特にこの章の最後の2項目「あなたの意識を進化させよ」と「進化した意識を示す10の指標」はこれから行動を起こす(意識を変える)は一つの目標を与えてくれるであろう。
まずオヤジとしては意識改革から始めねばと思う。

今から始めよう

「カオス・ポイント」を読み終わった後は誰しもが、何か行動を起こさねばと思わずにいられなくなるだろう。なぜならば、問題として挙げられている事柄についてすでに指摘されるまでもなく自身で気がついているからである。
すでに変化に気がついており、今のままではだめだとまで感じているのなら次にすべきことは何か?
もう答えはでている。最初の一歩として意識を進化させることから始めようではないか。
オヤジも今日から待機電力削減をしたいと思う。

カオス・ポイント、持続可能な世界のための選択 アーヴィン・ラズロ著、日本教文社、初版2006年10月16日

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カオス・ポイントの目次は以下の通り

序 文(アーサー・C・クラーク) 
はじめに 
プロローグ——未来に続く二筋の道 
崩壊のシナリオ/前進のシナリオ  
第1部 転換の潮流
 第1章 新しい世界についての新しい考え方 
 第2章 新しい世界の誕生
  転換の力学
  社会におけるカオス力学 
 第3章 カオスを駆動するもの 
  経済的な持続不可能性
  過剰消費の誤謬
  社会的な持続不可能性
  生態系的な持続不可能性
  自然環境の悪化を示す証拠
 第4章 良い方向への転換をもたらすパラメータ
  歴史に見る文明の転換
  次なる転換への挑戦
 第5章 新しい文明の姿 
  西暦2025年の姿
第2部 新しい文明の建設
 第6章 出現しつつある基盤 
  新しい文化に見るホーリズム
  近代的人間
  伝統的人間
  文化的創造性をもつ人々
  新しい科学に見るホーリズム
 第7章 今、あなたにできること 
  時代遅れの考え方を捨てる
  時代遅れの信念と誤った考え方のリスト
  特に危険な考え方
  新しい倫理を採用する
  あなたの世界を思い描き、その実現に向けて行動せよ
  あなたの意識を進化させよ
  進化した意識を示す10の指標
 第8章 展 望 
  人類はすでにカオス・ポイントに来てしまったのだろうか?
  まだ遅くはない
追記 科学的背景 
  科学の諸分野に現れつつあるホーリズム
  システムという観点から表現したカオス・ポイント
補遺A わたしがブダペストクラブを創設した経緯——自伝的解説
補遺B ブダペストクラブについて——声明文 
  世界賢人会議の声明(ブダペスト宣言/ハノーファー宣言/東京宣言)

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